高校受験の塾代はいくら?中学生の平均費用・中3・3年間の相場を解説

「高校受験に向けて塾に通わせたいけれど、いくらかかる?」
「中3になると塾代はどのくらい上がるの?」
「月謝以外にも夏期講習や模試代がかかるって本当?」
高校受験を控えた中学生のご家庭にとって、気になることの一つが「塾代」ではないでしょうか。
塾のホームページを見ると月謝は掲載されていても、
「結局、年間ではいくらになるの?」
と分かりにくいこともあります。
特に中学3年生になると、通常授業だけでなく、
- 夏期講習
- 冬期講習
- 模試
- 教材
- 志望校別講座
- 入試直前講座
などが加わり、想定していたより費用が増えることもあります。
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」によると、公立中学校の生徒1人あたりの学習塾費は、年間平均23万343円です。
さらに学年別に見ると、中学3年生では年間平均34万918円となり、中1・中2よりも塾への支出が大きくなっています。
この記事では、2026年時点で公表されている最新の文部科学省の調査結果をもとに、
- 中学生の塾代の平均
- 中1・中2・中3それぞれの平均費用
- 中学校3年間でどのくらいかかるのか
- 月謝以外にかかる費用
- 集団塾・個別指導などによる違い
- 塾代を抑える方法
- 塾に通わず高校受験できるのか
まで、わかりやすく解説します。
※本記事は、2026年9月時点で公表されている文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」などをもとに作成しています。
受験勉強でお困りの方へ
家庭教師のあすなろでは「もう志望校は無理…」そんなお子さんでも、昨年度は1,607人が逆転合格を果たしています!
勉強がニガテな子ほど、限られた時間でも最短距離で志望校合格が狙える勉強法はこちら↓↓↓
高校受験の塾代はいくら?中学生の年間平均は約23万円
まずは、公的なデータから中学生の塾代を確認してみましょう。
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」によると、公立中学校に通う生徒の学習塾費は、
年間平均23万343円
です。
私立中学校では、
年間平均16万8,058円
となっています。
高校受験をする生徒が多い公立中学校では、私立中学校より学習塾への支出が大きくなっています。
ただし、ここで注意したいことがあります。
この「平均額」は、塾に通っている家庭だけの平均ではありません。
塾代を支払っていない生徒も含めた、中学生1人あたりの平均額です。
そのため、実際に塾へ通っている家庭では、年間の支払い額がこの平均より高くなるケースもあります。
中1・中2・中3で塾代はいくら違う?
高校受験の塾代を考えるうえで重要なのが、学年による違いです。
公立中学校の学習塾費を学年別に見ると、次のようになっています。
- 中学1年生:年間13万3,845円
- 中学2年生:年間21万3,742円
- 中学3年生:年間34万918円
文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」の2026年1月訂正版による数値です。
学年が上がるにつれて学習塾費が増え、特に高校受験を迎える中3で大きく増えていることが分かります。
中1の塾代|年間平均13万3,845円
公立中学校1年生の学習塾費は、年間平均13万3,845円です。
中1では、
- 学校の授業についていく
- 定期テスト対策
- 英語・数学の苦手を作らない
- 家庭学習の習慣をつける
といった目的で塾を利用するケースがあります。
高校受験対策が本格化する前なので、中2・中3と比べると平均支出は低くなっています。
ただし、中1の内容は中2・中3の学習につながります。
特に英語と数学は、分からない部分をそのままにすると、その後の授業でもつまずきやすくなるため、塾に通うかどうかにかかわらず早めに苦手を見つけることが大切です。
中2の塾代|年間平均21万3,742円
公立中学校2年生の学習塾費は、年間平均21万3,742円です。
中1から比べると、支出額が大きく増えています。
中2になると、
- 学習内容が難しくなる
- 苦手教科がはっきりしてくる
- 定期テスト対策が重要になる
- 高校受験を意識し始める
といった変化があります。
地域によっては中1・中2の通知表も高校入試の内申点に使われるため、
「中3になってから頑張ればいい」
とは限りません。
中2までに苦手を減らしておくと、中3で受験勉強が本格化したときの負担も減らしやすくなります。
中3の塾代|年間平均34万918円
公立中学校3年生の学習塾費は、年間平均34万918円です。
中1の約13万円と比べると、大きな差があります。
中3になると通常授業だけでなく、
- 高校入試対策
- 5教科対策
- 夏期講習
- 冬期講習
- 模試
- 過去問対策
- 志望校別講座
- 入試直前講座
など、受験に向けた学習が増えるためです。
特に夏休み以降は受験対策が本格化するため、月謝だけを見て年間予算を考えると、実際の支払額との差が大きくなる可能性があります。
高校受験まで中1〜中3の3年間で塾代はいくらかかる?
先ほどの文部科学省の学年別平均を単純に合計すると、
中1:13万3,845円
中2:21万3,742円
中3:34万918円
となるため、
3年間で約68万9,000円
です。
ただし、これは同じ生徒を3年間追跡した結果ではなく、各学年の年間平均額を合計した目安です。
また、塾に通っていない生徒も含んだ平均なので、
「塾に3年間通えば約69万円で済む」
という意味ではありません。
実際の費用は、
- 塾の種類
- 受講する教科数
- 週に何回通うか
- 個別指導か集団指導か
- 季節講習をどこまで受講するか
- 志望校のレベル
などによって大きく変わります。
3年間の予算を考える場合は、「平均額」だけでなく、通おうとしている塾の年間総額を確認しましょう。
塾代は月謝だけではない!高校受験でかかる主な費用
高校受験の塾選びで特に注意したいのが、
「月謝=塾にかかる総額ではない」
ということです。
塾によって異なりますが、一般的には次のような費用がかかることがあります。
- 入塾金
- 通常授業の授業料
- 教材費
- テスト・模試代
- 施設維持費
- システム利用料
- 夏期講習費
- 冬期講習費
- 春期講習費
- 志望校別講座
- 入試直前講座
- 合宿などの特別講座
そのため、塾を比較するときは、
「月謝はいくらですか?」
だけではなく、
「高校受験までに年間で総額いくらかかりますか?」
と確認することをおすすめします。
夏期講習・冬期講習で費用が増えることも
中3では、夏休みから受験勉強が本格化します。
そのため、通常授業とは別に夏期講習が設定されている塾もあります。
さらに秋以降は、
- 志望校別対策
- 土日特訓
- 冬期講習
- 正月特訓
- 入試直前講座
などが追加される場合があります。
すべて受講すると費用も増えるため、
「どの講座が必須で、どれが任意なのか」
も入塾前に確認しておきたいポイントです。
教材費や模試代も確認しておく
通常授業の料金とは別に、教材費や模試代が必要になる塾もあります。
中3になると複数回模試を受けたり、過去問題集や受験用教材を追加したりすることもあります。
1回ごとの金額がそれほど大きくなくても、年間で見るとまとまった金額になる可能性があります。
集団塾・個別指導塾で塾代はどう違う?
塾代は、指導形式によっても変わります。
大きく分けると、
- 集団指導塾
- 個別指導塾
- オンライン塾
などがあります。
集団指導塾
集団指導塾では、複数の生徒が同じ授業を受けます。
一般的には、
- 決められたカリキュラムで進む
- 複数教科を受講しやすい
- 周りの受験生と競い合える
といった特徴があります。
一方で、
- 授業についていけない
- 分からないところだけ戻って教えてもらいにくい
- 必要のない講座まで受けることになる
こともあります。
料金だけでなく、お子さんが集団授業に合っているかも確認しましょう。
個別指導塾
個別指導では、生徒1人または少人数に対して先生が指導します。
- 苦手なところを重点的に学習しやすい
- 質問しやすい
- 自分のペースで進めやすい
というメリットがあります。
一方、受講する教科数やコマ数を増やすほど、費用も増えやすくなります。
高校受験で5教科すべてを個別指導で受講しようとすると、必要な授業数が多くなる場合もあります。
オンライン塾
オンライン塾には、
- 映像授業を見るタイプ
- オンラインで集団授業を受けるタイプ
- マンツーマンで指導を受けるタイプ
などがあります。
通塾する必要がなく、選択するサービスによっては費用を抑えやすいのが特徴です。
ただし、自分で学習を進める形式の場合、
「契約したけれど、ほとんど見ていない」
となってしまうこともあります。
費用だけでなく、お子さんが自分で学習を進められるタイプかも考えましょう。
高校受験の塾代を比較するときに確認したい6つのポイント
塾を選ぶときは「月謝が安い・高い」だけで比較しないことが大切です。
①年間総額はいくらか
まず確認したいのが年間総額です。
通常授業料だけでなく、
- 教材費
- 模試代
- 季節講習
- 施設費
- 特別講座
まで含めて確認しましょう。
②何教科受講できるか
同じ月謝でも、
「英語・数学の2教科」
なのか、
「5教科」
なのかによって意味が違います。
特に公立高校を受験する場合、一般的に入試では5教科の学力検査が行われる地域が多いため、最終的にどの教科をどう対策するのか考えておきましょう。
③季節講習は必須か
通常授業の料金が安くても、季節講習が高額になる場合があります。
- 夏期講習は必須か
- 冬期講習は必須か
- 何コマ受講する必要があるか
- 追加講座を断ることができるか
などを確認しておくと安心です。
④自習室や質問対応に追加料金がかからないか
授業以外のサポートも確認しましょう。
たとえば、
- 自習室
- 質問対応
- 定期テスト対策
- 進路相談
- 面接対策
などが通常料金に含まれている場合もあれば、別料金になる場合もあります。
⑤苦手なところまで戻って教えてもらえるか
勉強が苦手な子の場合、
「今の学年の授業」
だけを受けても分からないことがあります。
たとえば中3数学でつまずいている原因が、中1の方程式や中2の一次関数にあることもあります。
その場合は、
今の単元だけでなく、分からなくなったところまで戻れるか
が重要です。
⑥お子さんに合った指導方法か
費用が安くても、授業を理解できなければ意味がありません。
逆に、料金が高い塾だから必ず成績が上がるわけでもありません。
- 大人数の方がやる気になる
- 少人数の方が質問しやすい
- 1対1でないと分からないと言えない
- 自宅の方が集中できる
など、お子さんによって合う環境は違います。
「いくらかかるか」と「その子に合っているか」をセットで考える
ことが大切です。
高校受験の塾代を抑える5つの方法
高校受験対策は必要でも、
「できるだけ塾代は抑えたい」
と考えるご家庭も多いでしょう。
塾代を抑えるには、単純に安い塾を探すだけでなく、「何にお金をかけるか」を整理することが重要です。
①必要な教科を整理する
すべての教科を塾で教えてもらわなくても、自分で勉強できる教科があるかもしれません。
たとえば、
「数学は一人では難しいけれど、社会は自分で暗記できる」
のであれば、サポートが必要な教科を中心に利用する方法もあります。
②季節講習をすべて受ける前に内容を確認する
夏期講習や冬期講習の案内を受け取ったら、
- 何を勉強する講座なのか
- 今の子どもに必要なのか
- 通常授業と重複していないか
を確認しましょう。
必要な講座に絞れるのであれば、費用を抑えられる場合があります。
③無料の学習教材も活用する
学校の教科書やワークだけでなく、公的機関などが公開している学習教材を利用できる場合もあります。
基礎的な内容であれば、必ずしも新しい教材を何冊も購入する必要はありません。
④自治体の学習支援制度を確認する
自治体によっては、一定の条件を満たす家庭を対象に、
- 無料の学習支援
- 学習教室
- 塾代などの助成
を実施している場合があります。
対象条件や内容は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村のホームページや相談窓口を確認してみましょう。
⑤塾以外の学習方法も比較する
高校受験対策は、塾だけが選択肢ではありません。
- 家庭教師
- オンライン指導
- 通信教材
- 映像授業
- 学校教材を使った自学自習
などの方法もあります。
大切なのは「塾に入れること」ではなく、
今のお子さんに足りないものを補える方法を選ぶこと
です。
家庭教師と塾はどちらが高校受験に向いている?
高校受験対策として、塾と一緒に比較されることが多いのが家庭教師です。
どちらが優れているというより、お子さんの状況によって向き・不向きがあります。
塾が向いている子
たとえば、
- 学校の授業にはある程度ついていけている
- 集団の中でも質問できる
- 周りと競うことでやる気が出る
- 決められたカリキュラムで進められる
という子は、集団塾が合いやすいでしょう。
家庭教師が向いている子
一方、
- どこから分からなくなったのか本人も分からない
- 前の学年まで戻って勉強したい
- 集団授業だと分からなくても質問できない
- 苦手なところに絞って教えてほしい
- 部活などで決まった時間に通塾しにくい
という場合は、家庭教師のような個別の学習方法が合うこともあります。
費用を比較するときも、
「1時間いくら」だけでなく、必要な教科をどこまで対応してもらえるのか
まで確認するとよいでしょう。
高校受験は塾なしでも合格できる?
高校受験をするからといって、
必ず塾に通わなければならないわけではありません。
塾なしでも、
- 学校の授業を理解できている
- 家庭学習の習慣がある
- 自分で学習計画を立てられる
- 分からない問題を質問できる環境がある
- 志望校に必要な情報を収集できる
- 過去問や模試で実力を確認できる
のであれば、高校受験対策を進めることは可能です。
逆に、
「何を勉強すればいいか分からない」
「分からないところが多すぎて一人では進められない」
「家ではほとんど勉強しない」
という場合は、塾や家庭教師などを利用して、学習の進め方からサポートしてもらう方法も考えられます。
中3から塾に通っても高校受験に間に合う?
「中3まで塾に通っていなかったけれど、今からでも間に合う?」
と心配になるご家庭もあるでしょう。
中3から塾を始めること自体が遅すぎるとは限りません。
ただし、現在の学力や志望校によって必要な対策は大きく違います。
まず確認したいのは、
- 現在の定期テストの点数
- 通知表・内申点
- 模試の偏差値
- 苦手になった単元
- 志望校までの差
- 入試までの残り期間
です。
特に勉強が苦手な子の場合、
中3の問題をひたすら解くよりも、中1・中2のつまずきまで戻った方が早く伸びる
こともあります。
「中3だから中3の勉強だけ」と考えず、現在地を確認してから学習計画を立てましょう。
高校受験の塾代についてよくある質問
中学生の塾代の平均はいくらですか?
文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」によると、公立中学校の学習塾費は年間平均23万343円です。
ただし、これは塾に通っていない生徒も含めた平均です。
実際に塾へ通う家庭の支払額は、受講内容などによって大きく異なります。
中3の塾代はいくらですか?
公立中学校3年生の学習塾費は、年間平均34万918円です。
中1の13万3,845円、中2の21万3,742円より多くなっています。
高校受験対策や季節講習などによって、中3は塾への支出が増えやすい時期です。
中学3年間では塾代はいくらかかりますか?
文部科学省の各学年の年間平均を単純に合計すると、約68万9,000円です。
ただし、塾へ通っていない生徒も含めた平均であり、同じ生徒を3年間追跡した金額ではありません。
実際の総額は塾や受講教科、講習の利用状況によって変わります。
塾代で一番高くなりやすいのはいつですか?
一般的には、高校受験を控えた中3で費用が増えやすくなります。
文部科学省の調査でも、公立中では中1・中2より中3の学習塾費が高くなっています。
特に夏休み以降は、季節講習や受験対策講座などが追加されることがあります。
塾の月謝以外にどんな費用がかかりますか?
塾によって異なりますが、
- 入塾金
- 教材費
- 模試代
- 施設費
- 季節講習費
- 志望校別講座
- 入試直前講座
などが別途必要になる場合があります。
入塾前に年間総額を確認しましょう。
高校受験には塾が絶対に必要ですか?
必ずしも必要ではありません。
自分で計画を立て、学校の授業や教材を使って勉強できる子であれば、塾なしで受験対策を進めることもできます。
一方、自分だけでは勉強を進めにくい場合は、塾や家庭教師などのサポートを利用する方法があります。
塾代が高くて払えない場合はどうすればいいですか?
まずは、
- 受講教科を絞る
- 必要な講習だけを選ぶ
- 通信教材やオンライン学習を検討する
- 家庭教師など別の学習方法と比較する
- 自治体の学習支援制度を確認する
といった方法を検討してみましょう。
「塾に通わないと受験できない」と考えるのではなく、家庭の予算とお子さんに必要なサポートの両方から考えることが大切です。
高校受験の塾代まとめ
文部科学省の最新の調査によると、公立中学校の学習塾費は年間平均23万343円です。
学年別では、
- 中1:13万3,845円
- 中2:21万3,742円
- 中3:34万918円
となっており、高校受験を控えた中3で支出が大きくなっています。
3学年の平均額を単純に合計すると約68万9,000円ですが、この金額は塾に通っていない生徒も含めた平均です。
実際にかかる費用は、
- 集団指導か個別指導か
- 何教科受講するか
- 週に何回通うか
- 季節講習を受けるか
- 志望校別講座を利用するか
などによって大きく変わります。
そのため、塾を選ぶときは、
「月謝はいくらか」だけでなく、「高校受験までに総額いくらかかるのか」
を確認することが大切です。
そして、最も大切なのは「たくさんお金をかければ成績が上がる」ということではありません。
今のお子さんが、
「どこでつまずいているのか」
「一人でできることは何か」
「どこにサポートが必要なのか」
を整理して、必要なところに時間と費用を使うことが重要です。
塾・家庭教師・オンライン学習・自学自習など、それぞれの特徴を比較しながら、お子さんとご家庭の両方に合った高校受験対策を選んでいきましょう。
お子さんの受験勉強でお困りではありませんか?
- 受験生なのに、自覚が全然ない…
- いつから始めさせたらいいの?
- どうやって勉強させたらいいのかわからない…
そんな時は家庭教師のあすなろにお任せください!
目標や状況・性格に合わせたイチバン効率の良い受験勉強のやり方を一緒に見つけ、志望校合格まで徹底サポート!
昨年度は1,607人が逆転合格してます。










