内申点を上げる方法|中学生が今からできる7つのことを解説

「テストの点数は上がったのに、通知表が3のまま…」
「内申点を上げるには、結局何をすればいいの?」
「中3の今からでも内申点は上げられる?」
高校受験を意識し始めると、気になるのが「内申点」です。
特に公立高校の入試では、当日の学力検査だけでなく、中学校の成績をもとにした調査書の点数が合否判定に使われる地域が多くあります。
そのため、
「内申点が低いから、志望校を下げないといけないのでは…」
と不安になる中学生や保護者の方も少なくありません。
しかし、内申点は定期テストの点数だけで決まるわけではありません。
現在の中学校では、基本的に、
- 知識・技能
- 思考・判断・表現
- 主体的に学習に取り組む態度
という3つの観点から学習状況が評価されています。
つまり、内申点を上げるには「とにかくテストの点数を上げる」のではなく、自分がどの観点で評価を落としているのかを確認し、そこを改善することが大切です。
本記事では、
- 内申点とは何か
- 通知表の評定が決まる3つの観点
- 内申点を上げる具体的な方法
- 「3から4」に上げるために確認したいこと
- 実技4教科の内申点対策
- 内申点が上がらない原因
- 高校受験で内申点がどう使われるのか
まで、2026年時点の制度をもとにわかりやすく解説します。
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内申点とは?通知表の数字と何が違う?
一般的に「内申点」と呼ばれているのは、中学校の通知表につけられる評定を、高校入試で使うために点数化したものです。
中学校では、
- 国語
- 数学
- 英語
- 理科
- 社会
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 技術・家庭
の9教科について、基本的に「1~5」の評定がつきます。
9教科すべて「5」であれば、
5×9教科=45
となります。
ただし、高校入試でどの学年の評定を使うのか、実技教科を何倍するのか、調査書を何点満点として扱うのかは都道府県によって違います。
そのため、
「通知表の合計=そのまま高校入試の内申点」ではありません。
まずは、自分が受験する都道府県や高校の選抜方法を確認することが大切です。
内申点はどうやって決まる?現在は「3観点」で評価
内申点を上げるために、最初に知っておきたいのが「通知表の評定が何をもとに決まっているのか」です。
現在の中学校では、各教科について主に次の3観点から学習状況を評価します。
- 知識・技能:学習した内容を理解し、知識や技能を身につけているか
- 思考・判断・表現:学んだ知識を使って考え、判断し、自分の考えを表現できているか
- 主体的に学習に取り組む態度:粘り強く学習し、自分の学習を振り返りながら改善しようとしているか
この3観点の評価などをもとに、各教科の評定「1~5」が決まります。
「テストで90点なら5」と決まっているわけではない
内申点についてよくある誤解が、
「定期テストで90点を取れば5」
「80点なら4」
という考え方です。
もちろん定期テストは重要な評価材料の一つです。
しかし、テストの点数だけで自動的に評定が決まるわけではありません。
定期テストそのものにも、
- 知識・技能を確認する問題
- 思考・判断・表現を見る問題
があります。
さらに、
- 小テスト
- 授業内の課題
- レポート
- 作品や実技
- 学習の振り返り
など、さまざまな評価材料をもとに判断されます。
そのため、
「テストは取れているのに、なぜか3のまま」
ということもあります。
「主体的に学習に取り組む態度」は挙手の回数だけではない
「たくさん手を挙げれば内申点が上がる」
「先生に積極性をアピールすれば評価が上がる」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、「主体的に学習に取り組む態度」は、単純に挙手の回数やノートの取り方だけで評価するものではありません。
たとえば、
- 間違えたところを振り返っているか
- うまくいかなかった学習方法を改善しようとしているか
- 粘り強く課題に取り組んでいるか
- 自分の弱点を把握して学習方法を調整しているか
といった部分も重要です。
つまり、
「頑張っているように見せる」のではなく、自分の学習を振り返り、次につなげること
が大切なのです。
内申点を上げる7つの方法
では、実際に内申点を上げるには何をすればよいのでしょうか。
大切なのは、テスト直前だけ頑張るのではなく、普段の学校生活から評価につながる行動を積み重ねることです。
①まず通知表の「3観点」を確認する
最初に確認してほしいのが、今の通知表や成績資料です。
たとえば、
- 知識・技能:A
- 思考・判断・表現:B
- 主体的に学習に取り組む態度:B
となっている場合、
「もっと勉強時間を増やそう」
と考えるだけではなく、
「思考・判断・表現」と「主体的に学習に取り組む態度」をどう改善するか
を考える必要があります。
逆に「知識・技能」が低ければ、基本問題や用語、公式などの理解を固めることが優先です。
内申点を上げたいときは、
「何点上げたいか」より先に「どの観点を上げる必要があるのか」
を確認しましょう。
②定期テストは「間違えた原因」まで確認する
定期テストの点数アップは、内申点を上げるうえで重要です。
ただし、学校ワークを何周もして答えだけを覚えてしまうと、少し出題方法が変わった問題や応用問題で点数を落とすことがあります。
テスト勉強では、
- なぜ間違えたのか
- 何を覚えていなかったのか
- どこで考え方を間違えたのか
- 次に同じような問題が出たら自力で解けるか
まで確認しましょう。
たとえば、問題を解いたあとに、
- ○=自力でできた
- △=少し迷った・ヒントが必要だった
- ×=できなかった
と分ける方法もおすすめです。
2周目以降は△と×を中心に解き直せば、限られた時間でも苦手な問題に集中できます。
③提出物は「期限に出す」だけで終わらせない
提出物でまず大切なのは、指定された期限を守ることです。
しかし、
「期限までに出せば、それだけで評価が上がる」わけではありません。
学校ワークであれば、
- 空欄のまま提出していないか
- 丸付けまでできているか
- 間違えた問題をやり直しているか
- 間違えた理由を確認しているか
- 分からない部分を放置していないか
なども確認しましょう。
大切なのは、色ペンをたくさん使ったり、見栄えの良いノートを作ったりすることではありません。
「分からなかったところを、どう理解できるようにしたのか」
が大切です。
④小テストや単元テストを軽視しない
定期テストだけを頑張って、小テストや単元テストを後回しにしてしまう子も少なくありません。
しかし、日々行われる小テストや単元テストも、学校が学習状況を確認する材料になります。
英単語、漢字、計算、理科・社会の用語などは、テスト直前にまとめて覚えるのではなく、普段から少しずつ取り組みましょう。
特に、
「定期テストでは点が取れるのに通知表が上がらない」
という場合は、小テストや授業内課題で取りこぼしていないか確認してみてください。
⑤授業では「分からないまま」にしない
授業中に大切なのは、とにかく手を挙げることではありません。
先生の説明を聞き、
- 課題に取り組む
- まず自分で考える
- 分からない部分を確認する
- 間違えたら修正する
- 必要であれば質問する
という学習そのものに取り組むことが大切です。
特に「主体的に学習に取り組む態度」では、
自分の学習を振り返り、より良くしようとしているか
という部分も重要です。
授業後に振り返りを書く場合も、
「今日は楽しかったです」
だけで終わらせるのではなく、
「○○までは理解できたが、△△の問題で間違えた。次は□□を確認したい」
など、次の学習につながる内容を意識しましょう。
⑥実技4教科を後回しにしない
音楽・美術・保健体育・技術家庭の「実技4教科」も、内申点に含まれます。
高校入試では、地域によって実技4教科の評定が重要になる場合もあります。
たとえば東京都の都立高校入試では、5教科の学力検査を行う場合、調査書点を計算するときに実技4教科の評定を2倍して扱います。
そのため、
「受験は英数国理社だから、実技教科は後回しでいい」
とは考えない方がよいでしょう。
実技教科では、
- 筆記テスト
- 作品や実技
- 授業内課題
- レポート
- 振り返り
- 授業での学習状況
なども評価につながります。
実技が苦手だからと最初から諦めず、「この教科では何が評価されるのか」を確認しましょう。
⑦「何が足りないのか」を先生に確認する
自分では頑張っているつもりなのに評定が上がらないときは、教科担当の先生に確認するのも一つの方法です。
ただし、
「どうしたら4にしてくれますか?」
と聞くよりも、
「今の自分は、どの部分を改善すると次の評価につながりますか?」
と聞いてみるのがおすすめです。
たとえば、
- 知識・技能で足りない部分はありますか?
- 提出物で改善した方がいいことはありますか?
- 思考・判断・表現を上げるには何を意識すればいいですか?
と具体的に聞けば、次にするべきことが分かりやすくなります。
内申点を「3から4」に上げるには?
中学生や保護者の方から特に多いのが、
「ずっと3なんですが、どうしたら4になりますか?」
という悩みです。
まず3観点のどこに課題があるのかを見る
「3から4にしたい」と思ったときに、まず確認したいのが3観点の評価です。
たとえば、
- 知識・技能:A
- 思考・判断・表現:B
- 主体的に学習に取り組む態度:B
なのであれば、知識問題だけをさらに繰り返すよりも、思考問題や振り返りなどを見直した方がよい可能性があります。
反対に、
- 知識・技能:B
- 思考・判断・表現:A
- 主体的に学習に取り組む態度:A
なら、基本問題や用語、小テストなどの取りこぼしを減らすことが優先になるでしょう。
「3から4に上げる方法」は、全員同じではありません。
自分がどこで評価を落としているのかを知ることが最初の一歩です。
テストの点数だけではなく答案の中身を見る
たとえば数学で70点だったとしても、
基本的な計算問題はほぼ正解している一方、文章題や説明問題で点を落としているのであれば、「思考・判断・表現」が課題になっている可能性があります。
その場合、
「計算問題をもっと繰り返す」
だけでは、なかなか評価につながらないことがあります。
テストが返ってきたら合計点だけを見るのではなく、
- どんな問題を間違えたのか
- どの観点の問題だったのか
- 次に何を練習すればよいのか
まで確認しましょう。
「3から4」は次の定期テストだけで決まるわけではない
内申点を上げたいときに、
「次のテストであと10点上げれば4になる」
と考えてしまいがちです。
しかし、通知表は1回のテストだけで決まるわけではありません。
- 定期テスト
- 小テスト
- 授業内課題
- 提出物
- レポート
- 実技
- 振り返り
なども含めて評価されます。
だからこそ、テスト対策だけでなく普段の学校生活から改善していくことが重要です。
内申点が上がらない子によくある5つの原因
「ちゃんと勉強しているのに内申点が上がらない」という場合は、次のような状態になっていないか確認してみましょう。
①定期テストだけを頑張っている
テストの点数は重要ですが、それだけが評価材料ではありません。
小テストや課題、レポートなども含めて見直しましょう。
②提出物を「出すこと」が目的になっている
学校ワークを終わらせることだけが目的になると、
- 教科書を見ながら答えを埋める
- 答えを写す
- 丸付けだけする
- 間違いを放置する
といった「作業」になってしまうことがあります。
大切なのは、
「提出したか」だけではなく「自分でできるようになったか」
です。
③「主体性=挙手」と思っている
挙手をたくさんすれば自動的に評価が上がるわけではありません。
分からなかったことを振り返ったり、自分の学習方法を改善したりすることも「主体的に学習に取り組む態度」につながります。
④実技4教科を後回しにしている
5教科に比べ、実技4教科のテスト勉強を後回しにしてしまう子は少なくありません。
しかし、実技4教科も9教科の評定に含まれ、高校入試で重要になる地域があります。
実技だけではなく、筆記テストや作品、課題などにも取り組みましょう。
⑤自分の評価の弱点を知らない
「もっと頑張ろう」と勉強時間だけを増やしても、自分が評価を落としている原因と対策が合っていなければ、なかなか内申点にはつながりません。
まずは、
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」のどこが課題なのか
を確認することから始めましょう。
内申点を上げる「裏ワザ」はある?
「短期間で内申点を上げる裏ワザを知りたい」
と思う人もいるかもしれません。
残念ながら、
「これをやれば必ず評定が1つ上がる」という裏ワザはありません。
ただし、効率よく改善する方法はあります。
それが、
「自分が落としている観点を見つけて、そこから直すこと」
です。
具体的には、
- 知識・技能が弱い場合:基本問題・用語・公式・小テスト対策を優先する
- 思考・判断・表現が弱い場合:応用問題・記述問題・説明問題・レポートに取り組む
- 主体的に学習に取り組む態度が弱い場合:振り返り・やり直し・学習方法の改善を意識する
同じ「内申点を上げたい」という悩みでも、必要な対策は一人ひとり違います。
中1・中2・中3|内申点対策はいつから始める?
内申点対策は、受験生になってから始めればよいとは限りません。
高校入試でどの学年の評定を使うのかは、都道府県によって異なるからです。
中1|まず学校の評価方法に慣れる
中1では、
- 提出物を期限内に出す
- 小テストをためない
- 学校ワークを授業と一緒に進める
- テスト後に解き直す
といった基本的な学習習慣を作ることが大切です。
中1の評定を高校入試に使用する地域もあります。
「まだ受験は先だから」と考えず、普段の学校生活から整えておきましょう。
中2|苦手教科を放置しない
中2になると学習内容が難しくなり、
「中1では3だったのに2になった」
など、成績が下がり始める子もいます。
特に数学や英語は、それまでに習った内容が分からないままだと、その後の単元にも影響します。
通知表の3観点を確認して、BやCがついている部分があれば早めに立て直しましょう。
中3|受験勉強と内申点対策を分けない
中3になると、
「受験勉強をしないといけないから、学校のテスト勉強は最低限でいい」
となってしまう子もいます。
しかし、中3の評定を高校入試で重く扱う地域は少なくありません。
受験勉強と学校の勉強を完全に別物と考えず、
学校の授業・ワーク・定期テストを受験勉強にもつなげる
ことが大切です。
実技4教科の内申点を上げるには?
「英語や数学は勉強方法が分かるけれど、実技教科はどうやったら内申点を上げられるの?」
という悩みもよくあります。
音楽・美術・保健体育・技術家庭も、基本的には3観点から評価されます。
そのため、
「絵が下手だから美術は上がらない」
「運動が苦手だから体育は無理」
と決めつける必要はありません。
筆記テストを確実に取る
実技教科でも、定期テストや筆記テストが行われることがあります。
教科書、プリント、授業で扱った用語などを確認し、取れる問題を確実に取ることが大切です。
作品や実技は「評価基準」を確認する
作品や実技については、単純な上手・下手だけではなく、授業の目標に沿って評価されます。
先生から、
- 今回の課題で何を身につけるのか
- どのような点を評価するのか
が示されている場合は、それをよく確認して取り組みましょう。
振り返りを適当に書かない
実技教科では、授業後に振り返りを書くケースもあります。
「楽しかった」
「難しかった」
だけではなく、
- 何ができたのか
- 何ができなかったのか
- 次は何を改善したいのか
まで書くことで、自分の学習を振り返ることができます。
高校受験では内申点をどう使う?都道府県によって違う
高校入試における内申点の扱いは、全国共通ではありません。
ここでは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の公立高校入試を例に紹介します。
※高校・学科・選抜区分によって選抜方法が異なる場合があります。実際に受験する際は、各教育委員会や高校が公表する最新の選抜基準を必ず確認してください。
東京都|中3の評定を使用・実技4教科を2倍
東京都立高校の一般的な5教科学力検査では、中学3年生の評定を使用します。
学力検査を5教科で行う場合、調査書の評定は、
国語・数学・英語・社会・理科の評定+実技4教科の評定×2
で計算します。
すべての教科が「5」の場合、
5教科は、
5×5教科=25点
実技4教科は、
5×4教科×2=40点
となるため、
25点+40点=65点満点
です。
つまり東京都では、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定が2倍されます。
5教科だけでなく、実技4教科も内申点対策では重要です。
神奈川県|中2+中3×2で135点満点
神奈川県の公立高校入試では、第1次選考で中学2年生と中学3年生の評定を使用します。
基本となる計算は、
中2の9教科の評定合計+中3の9教科の評定合計×2
です。
すべて「5」だった場合、
中2は、
5×9教科=45点
中3は、
5×9教科×2=90点
となるため、
45点+90点=135点満点
です。
また、第2次選考では、中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価を選考資料として使用します。
そのため神奈川県では、5段階評定だけでなく、観点別評価も意識しておきたいところです。
千葉県|中1・中2・中3の評定を使用
千葉県の公立高校入試では、中学1年生から中学3年生までの9教科の評定を使用します。
すべての評定が「5」であれば、
1学年につき、
5×9教科=45点
3年間では、
45点×3年間=135点
となります。
この全学年の評定合計に、各高校が定める係数を掛けて調査書の得点を算出します。
つまり千葉県では、
中3になってから内申点対策を始めるのではなく、中1からの評定が高校入試につながります。
埼玉県|2027年度入試から選抜制度が変更
埼玉県では、2027年度(令和9年度)公立高校入試から選抜制度が変更されます。
調査書では、中1・中2・中3それぞれの9教科の評定を使用します。
各高校は、学年ごとの評定の比率を、
- 1:1:1
- 1:1:2
- 1:1:3
のいずれかから選択します。
たとえば「1:1:3」を採用する高校では、中3の評定が中1・中2よりも大きく反映されます。
また、2027年度入試からは、
すべての受検生に面接が実施
されます。
埼玉県の高校入試は制度変更の時期にあたるため、以前の記事や先輩の受験時の情報だけで判断しないようにしましょう。
内申点が低くても高校受験に合格できる?
内申点が低いからといって、すぐに、
「この高校には絶対に合格できない」
と決まるわけではありません。
公立高校入試では、地域や高校によって、
- 調査書
- 学力検査
- 面接
- 特色検査
など、複数の資料を使って選考します。
学力検査と内申点の比率も、高校や地域によって違います。
そのため、
「内申点が○だから絶対に無理」
と内申点だけを見て志望校を下げるのは早い場合があります。
まずは志望校について、
- 現在の内申点
- 模試の結果
- 学力検査と内申点の比率
- 入試本番で必要になる点数
- これから上げられる評定
を整理して考えましょう。
内申点についてよくある質問
テストで何点取れば内申点が4になりますか?
「○点なら必ず4」という全国共通の基準はありません。
定期テストだけではなく、3観点の評価や小テスト、授業内課題、提出物などを含めて評定が決まります。
テストの点数だけを見るのではなく、通知表の観点別評価も確認しましょう。
提出物を出せば内申点は上がりますか?
提出期限を守ることは大切ですが、提出しただけで必ず評定が上がるわけではありません。
課題の目的に沿って取り組み、間違いを直したり、分からなかった部分を振り返ったりすることが大切です。
授業で手を挙げないと内申点は下がりますか?
挙手の回数だけで評定が決まるわけではありません。
学習に粘り強く取り組み、自分の学習を振り返って改善しようとする姿なども「主体的に学習に取り組む態度」の評価につながります。
中3の2学期からでも内申点は上げられますか?
高校入試に使用する評定が確定する前であれば、改善できる可能性はあります。
ただし、どの学年・どの時期の評定を高校入試で使用するかは地域によって違います。
中3の場合は、できるだけ早く自分の地域の入試制度を確認しましょう。
英検や漢検を取れば内申点は上がりますか?
英検や漢検などの資格を取っただけで、中学校の5段階評定が自動的に上がるわけではありません。
また、高校入試で資格をどのように扱うかも都道府県や高校によって異なります。
「英検○級を取れば必ず内申点が○点上がる」と考えず、志望校の選抜基準を確認しましょう。
内申点を短期間で上げる方法はありますか?
短期間で確実に評定を上げる方法はありません。
ただし、
自分が評価を落としている部分に絞って対策する
ことで、やみくもに勉強するより効率的に改善できます。
まずは通知表の3観点を確認してみましょう。
内申点を上げる方法まとめ
内申点を上げるために大切なのは、
「とにかく先生にアピールすること」でも、「定期テストだけ頑張ること」でもありません。
まず、自分が、
- 知識・技能
- 思考・判断・表現
- 主体的に学習に取り組む態度
のどこで評価を落としているのかを確認しましょう。
そのうえで、
- 定期テストの間違いを解き直す
- 小テストを軽視しない
- 提出物を期限内に出し、やり直しまで行う
- 授業で分からないところをそのままにしない
- 振り返りを次の学習につなげる
- 実技4教科も後回しにしない
- 必要なら先生に改善点を確認する
という行動を一つずつ積み重ねていくことが大切です。
「内申点が足りないから、もう志望校は無理かもしれない…」
と思っている場合も、内申点だけで志望校を諦める必要はありません。
高校入試では、内申点の扱い方や学力検査との比率が地域・高校によって異なります。
まずは現在の成績と志望校の選抜方法を確認し、
「今から上げられる内申点」と「入試本番で取るべき点数」
を分けて考えていきましょう。
お子さんの受験勉強でお困りではありませんか?
- 受験生なのに、自覚が全然ない…
- いつから始めさせたらいいの?
- どうやって勉強させたらいいのかわからない…
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