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【どうする?高校受験】志望校のレベルは下げたらダメ?!夏からでも十分間に合う!

この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

『三者面談で志望校を下げるように言われた…』
『まだ時期的に早いのにどうして?』
『本当に志望校を下げたほうがいいのかしら?』

こんなお悩みはありませんか?
三者面談では、中学校の先生から志望校を下げるように言われる生徒も少なくありません。
でも、夏前に志望校を下げるのはちょっと待ってください!
夏休みは『受験の天王山』と呼ばれるほど、逆転の可能性を秘めた最後の長期休暇なんです。

ここで勉強を頑張る!とお子さんのモチベーションが上がっていれば、志望校を下げるのは逆効果。
そこで、今回の記事では三者懇談で志望校を下げるように言われても、下げてはいけない理由をお伝えしていきます。
この記事を読むと、1学期の成績が不振であっても、夏休みで逆転できる勉強法が分かるので、ぜひ最後までご覧ください。



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【結論】高校受験の志望校は年内まで下げるな!

結論からお話すると、高校受験の志望校は年内まで下げてはいけません。
なぜなら、高校受験の志望校決定までには2月末までというタイムリミットがあるからです。
お子さんが、この夏に頑張るモチベーションに溢れているのであれば、志望校を下げるのはモチベーション低下につながってしまいます。
この項目では、 より深堀してなぜ志望校を夏の段階で下げてはいけないのかについて詳しく解説していきます。

夏休みの勉強の進め方次第!やればできる!

①夏の学習時間は1教科の3年間分の勉強時間に匹敵する

中学校指導要領によると基本的な授業時間数は140コマ(英語)となっており、およそ116時間が1年間の時間数としてカウントされます。
夏休みに1日8時間程度の勉強をするとして、40日換算で320時間程度の勉強時間が確保できます。
上記の計算だと、少なくとも1教科は3年間分の勉強ができる計算になりますね。
どれだけ苦手な教科があったとしても、この3年間分の勉強時間を有効活用できれば、逆転することが可能ですよね。
更に深堀すると、3教科分の1年間の勉強時間を賄える時間数でもあるので、充分逆転が可能なんです。

②中学生の学習範囲は逆転不可能な学習量ではない

さて、先程の項目をより広げてお話すると、中学生の学習範囲は逆転不可能な学習量ではない点にもフォーカスしましょう。
数学では文字式をマスターすれば、連立方程式や因数分解などにもすべて応用が効くようになり、社会に至っては暗記事項を詰め込みで覚えていけば、十分にキャッチアップが可能な量となっています。

③中学校の先生方の考えは絶対に進学させたい

なぜ中学校の先生は志望校を落とすように言ってくるのでしょうか?
答えとしては、中学校の先生方は生徒を絶対高校生に上げなければならないという至上命題があるからなんですね。
教育業界では周知の事実なのですが、中卒での就職は離職率も高く、生きていくのが精一杯とされています。
そのため、学校の先生方としては『成績を上げる』というよりも、リスクの少ない『志望校』を下げるという風に目線が偏りがちなんです。
ちなみに、実力点が足りているのに内申点が足りないからといった理由で、大きく志望校を下げられるお子さんが毎年複数名います。非常にもったいないです。

④志望校を変えなければいけないと親御さんが焦らないこと

中学校の教師の方がより教育に精通しているので、話はすべて聞かなければならないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、先程の項目でもお話したように、できるだけリスクを回避したがる理由もあるため、教師の話がすべてではないとも考えた方がいいです。
焦りは基本的にお子さんに伝わってしまい、余計な不安を与えてしまいかねません。

⑤志望校を変えると偏差値がどんどん下がる危険性大

最後に、志望校を上げるのではなく、下げてしまうと偏差値がどんどん下がってしまう危険性もあります。
夏の時点で志望校を下げてしまうと、『勉強しなくても高校に行けるからいいや』と考えがちです。
受験勉強においてある程度の焦りは必要であり、不安な日々を過ごすことも重要です。
勉強しなければならない環境を作りあげるためにも、逃げの志望校変更だけは絶対に避けてください。



志望校を変えるべきタイミングって?

ここまで志望校を夏の時点で変えてはいけないとお話してきましたが、受験勉強がうまくいかず結果がでなければ変えざるを得ません。
いつ志望校を変えてリスク回避をするべきなのか気になりますよね。
そこでこの項目では、志望校を変えるべきタイミングについて深掘りしていきます。

1月からは志望校に合格するための勉強になる

夏休みが終わったとしてもすぐに志望校は変更しません。
具体的には、1月末時点で最終的な判断を行います。
なぜなら、高校受験において判断材料が出揃うのが1月末時点だからです。
例えば、滑り止めの高校への合格や実力テストの結果が返却されますよね。
そこで最終的な判断を下すことになるのです。
最終的な志望校が決まってからは、学力を上げる勉強よりも、志望校に合格するための勉強にシフトしてください。

滑り止めの高校に絶対合格すること

秋の時点でも結果が出せていない場合には、滑り止めの高校を設定しましょう。
ほぼ確実に合格できるだろうと思われる学校を選びましょう。もちろん、通うことも考慮してください。
この学校に合格できるかどうかで安心感も圧倒的に違います。
滑り止めの高校受験に失敗してしまった場合は、志望校のレベルダウンを考えていきましょう。



志望校を絶対下げたくない受験生に送る夏休みの勉強法!

続いての項目では、先生に志望校を下げるように言われた受験生に送る夏休みの勉強法をお伝えします。
先生からは志望校を下げるように言われていても、どうしても諦めきれない、そんなモチベーションの高い受験生はぜひ参考にしてみてください。

①独学は絶対に行わないこと

まず第一に独学は絶対に行わないようにしてください。
独学とは自分がいいと思った方法で勉強を行うことです。
実は中学生だと正しい勉強法を知っていないお子さんが非常に多いです。
独学の非効率のやり方よりも、結果の出ているやり方の方が圧倒的に結果が出せます。

②学校で過ごす時間と同じ時間勉強すること

夏休みでは自由時間が増える反面、勉強時間の縛りがなく、学校で過ごす時間よりも勉強時間が少なくなりがちです。
ただ、夏休み期間を除くと逆転ができる時間を取ることが難しくなるため、最低でも学校と同じぐらいの勉強時間を確保しましょう。
基本的に休憩時間を除いて、6時間程度が学校で過ごす時間です。高校受験生はこの時間を基準に考え、夏休みで最低でも240時間の勉強時間を確保してくださいね。

③焦りは絶対禁物!1・2年の総復習を夏休み後半までに終了させればOK

さて最後になりますが、8月後半までに終わらせる範囲としては1・2年生の総復習です。
繰り返しになりますが、復習ができるのはこの期間だけだからですね。
焦って受験問題に取り組んだとしても、知識のベースがほとんどできておらず、『やるだけ無駄』となってしまうことが多いですよ。
だからこそ、一歩ずつ前に進んでいくことを大事にして、総復習に取り組みましょう。



夏頑張れば、秋以降の伸びが一段と広がる

最後の項目では、夏を頑張ったら何が起こるのかについて簡単にお話ししていきます。
夏休みに焦らずに一歩ずつ総復習を行った場合、結論から言うと秋からの伸びが飛躍しますよ。
ではこの点について深堀して考察していきます。

秋以降の勉強は応用発展に注力しよう

夏休みで基礎基本の徹底ができた場合には、秋以降には応用発展に力を入れていきましょう。
特に受験問題が解ける段階に入っているお子さんも多くなるので、どんどん標準問題から応用発展まで多くの問題に取り組むべきです。

夏休み末の模試の結果は真剣に受け止めない!

受験勉強を夏休みから本格的にしたお子さんの模試結果には一喜一憂しないようにしてください。
もし仮に点数が高かったとしても、それはたまたま解ける問題が多かっただけであり、点数が悪かったとしても、たまたま応用発展問題が多かっただけかもしれません。
模試の結果を重く受け止める時期は冬以降となってくるので、その点は注意して下さいね。

親御さんは常にお子さんに寄り添うことが重要

そして最後に、親御さんは常にお子さんに寄り添ってあげること重要です。
夏休みに頑張ったお子さんは秋以降も頑張り続けますが、頑張れば頑張るほど不安は強くなっていくばかりです。
なぜなら、勉強を続ければ続けるほど、できていないことが明確に分かってくるからですね。
この状態で弱気になるお子さんは非常に多く、叱咤激励をしたとしてもあまり効果はありません。
そこで重要なのは、親御様がお子さんにどれだけ寄り添えるかです。
声はかけなくても心配していることだけでも行動や態度で伝えてあげるだけで、お子さんは強くたくましくなってくれますよ。



今は、志望校のレベルを下げてはダメ!

今回の記事では、高校受験において志望校を下げるべきかどうかについてお話してきました。
結論としては夏段階では絶対に下げないでください。
モチベーション低下や今後の勉強の姿勢など様々なデメリットが待ち受けているので、できるだけ高く志望校目標を維持していきましょう。

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この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

私自身、不登校になった期間があります。でも、あるキッカケのおかげで立ち直ることができ、学校に通うことができました。勉強にも苦労しました。とても厳しい部活で成績が悪いと練習に参加できないため、家に帰ってから必死に勉強しました。でも、疲れていて集中できない。勉強のやり方もわからない。気持ちばかりが空回り…。そんな状態を救ってくれたのが友達のお父さんでした。時間や勉強の仕方を少し工夫するだけで成績は伸ばせることを教えてくれました。ちょっとしたキッカケや工夫で状況は大きく変えられることを、自分の経験を活かして、一人でも多くのお子さんに伝えていきたいと思います。

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