受験

もうすぐ高校面接!よく聞かれる質問と答え方のコツ【直前対策】

この記事の著者

木村 美紀 / 家庭教師のあすなろ お悩み解決サポーター

明日は面接日。そんな場合でも焦らないで大丈夫!
いよいよ高校の面接本番が迫っていますね。

「何を聞かれるの?」
「うまく答えられるか心配…」
「今からもう緊張してる」

とドキドキしている人も多いと思います。

ですが…安心してください!!
面接でよく聞かれる質問はある程度決まっているので、今からでも答え方の準備をしておけば、十分に間に合います。

そこでこの記事では、高校の面接に向けて「よくある質問」と「答え方のコツ」、そして「当日のマナー」までわかりやすくまとめました。
読んで知識が頭に入ってくれば落ち着くことができるので、頭の中で趣味レーションしながら読んでくださいね。

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高校面接でよく聞かれる質問と答え方のコツ【具体例つき】

まずは、ほとんどの高校で聞かれる定番の質問を紹介していきます。どんな高校を受けるとしても、これらの質問は王道として聞かれる確率が高いので、答えを用意しておきましょう。
また、この質問に答えられるようになっていくと、あなた自身の高校に対する想いも固まっていくので、当日は自信を持って答えられるようになりますよ。

● 志望動機を教えてください

ポイント
「なぜこの高校を選んだのか」をできるだけ具体的に。「なんとなく…」で終わらせず、自分の体験や興味と結びつけることが大切です。以下のタイプ別例を参考に、自分に合ったものをアレンジしてみましょう。

志望動機のタイプ別 答え方の具体例

①【部活動を重視したタイプ】
こんな人におすすめ→ 中学で頑張ってきた部活を高校でも続けたい人

例文
「中学ではテニス部に所属していました。御校のテニス部が県大会に出場していることを知り、自分もレベルの高い環境で挑戦してみたいと思いました。部活動も勉強も両立したいと思い、志望しました。」

②【通学のしやすさ・環境重視タイプ】
こんな人におすすめ→ 通学時間や安全性など、通いやすさを大事にしたい人

例文
「自宅から徒歩や電車で通いやすく、駅からも近いので毎日安心して通えると思いました。無理なく通えることで、部活や勉強にも集中できると思い、こちらの高校を選びました。」

③【学科・コースに興味があるタイプ】
こんな人におすすめ→ 特定の分野(普通科/商業科/国際科など)に興味がある人

例文
「御校の情報コースでは、プログラミングやパソコン操作など専門的なことが学べると知り、将来に役立つと思いました。もともとパソコンを使った作業が好きなので、より深く学びたいと考えて志望しました。」

④【校風・雰囲気が合っていると感じたタイプ】
こんな人におすすめ→ 学校説明会や文化祭などで「雰囲気が合う」と感じた人

例文
「学校説明会に参加したときに、先輩方が明るく挨拶してくださり、温かい雰囲気を感じました。先生方の説明も丁寧で、この学校なら安心して3年間を過ごせそうだと思い、志望しました。」

⑤【将来の進路に役立ちそうなタイプ】
こんな人におすすめ→ 大学進学や就職に向けて力をつけたい人

例文
「将来は福祉の仕事に関わりたいと考えていて、御校の福祉系列の学びがそれに近いと思いました。ボランティア活動も盛んだと知り、実践的に学べる点にも魅力を感じました。」

⑥【家族・先生のすすめがきっかけタイプ】
こんな人におすすめ→ 最初は他を受けるつもりだったけど、人にすすめられて調べたら、この高校が気に入った人

例文
「担任の先生に、私の性格や成績からこの学校が合っているのではとすすめられました。調べてみると、自分のやりたいことと一致していて、オープンスクールにも参加して“ここに行きたい”と強く思うようになりました。」

ワンポイントアドバイス
どのタイプも、「なぜそう思ったのか?」というエピソードを1つ入れると、説得力がぐんと上がります。

回答を考えるときのコツ
「なぜそう思ったのか?」は、ぜひ自分の中から絞り出してみて。自分の中からひねり出した答えは言葉にしたとき説得力が違います。

● 中学校で頑張ったことは何ですか?

☑部活動、委員会、勉強、習い事、家庭でのことなど、自分なりに努力したことならなんでもOK!

☑ただ「頑張った」ではなく、「どう工夫したか」「どんな成果があったか」まで言えると説得力がアップします。

例文
「私は美術部に所属し、ポスターコンクールに向けて毎日放課後に練習しました。自分の絵が表彰され、自信にもつながりました。」

● 高校に入ってやりたいことはありますか?

☑「どんな高校生活を送りたいか」を具体的にイメージして伝えましょう。
答え方のヒント:

☑勉強、部活、学校行事など、どれでも構いません。1つにしぼらなくても大丈夫です。

例文
「英語が好きなので、英語検定の準2級にチャレンジしたいです。また、文化祭や体育祭にも積極的に参加したいと思っています。」

● あなたの長所と短所を教えてください

☑自分の性格を客観的に見て、良いところも課題も伝えられると好印象です。

☑短所は“ただのマイナス”で終わらせない。「その短所をどう改善しようとしているか」まで言えると◎。

例文
「長所は、コツコツ続けることができるところです。漢字のテストに向けて毎日10分ずつ練習し、満点を取れました。短所は、人前で話すのが少し苦手なところですが、朝の会で発表係をやるようになって少しずつ慣れてきました。」

● 最近気になったニュースはありますか?

☑社会に関心を持っているかどうかを見られています。どんな内容でも「なぜ気になったか」「自分はどう思ったか」を一言で伝えるのが大切。

☑無理に難しいニュースを選ぶ必要はありません。身近な話題でも、自分の視点で話すことが大事です。

例文
「最近、地元の図書館がリニューアルされたというニュースを見ました。静かで過ごしやすい場所が増えるのは良いことだと思いました。」

● 将来の夢は何ですか?

☑職業でなくてもOK。「こんな人になりたい」「こんなことをしてみたい」でも十分なので安心して。

☑漠然とした内容でも、“きっかけ”や“理由”を添えることで、あなたらしい答えになります。

例文
「今はまだ具体的な職業は決まっていませんが、人の話をよく聞いてあげて、支えられるような人になりたいと思っています。実は、友達からよく相談されることが多いので、そういうのは自分に向いているのかなと思い始めました。」

意外と聞かれる質問【補足編】

学校によっては、こんな質問が出ることもあります。細かい部分に突っ込んだ質問をされることもありますが、慌てず正直に答えてOKです。
面接では答えの内容よりも、あなた自身をみられているので、【明るく元気に】を心がければ大丈夫。

・併願校のことを聞かれたら?

→「どちらも魅力的ですが、第一志望はこの高校です」と伝えるのが基本です。

・家から学校までの通学時間は?

→正直に答えればOK。交通手段もあわせて答えるとスムーズです。

・朝は何時に起きていますか?

→生活リズムが整っているかを見るための質問です。「毎朝〇時に起きて朝食を食べています」と答えるとよいです。

高校面接よくある質問への答え方のコツ【例文つき】

・緊張してうまく話せない…どうしたらいいの?

→あいさつや返事を元気にするだけでも印象が良くなります。言葉につまったら「少し考えさせてください」と伝えてOK!

・「短所」のうまい言い方とは?

「私は心配性で、何度も確認しすぎることがあります。でも、その分ミスを減らせるように気をつけています。」

→「短所→でもこうやって気をつけてます」と前向きに言いかえるのがポイント。

高校面接・当日のマナーと服装チェック

面接では、話の内容だけでなく、態度や身だしなみもとても大切です。
第一印象は数秒で決まるともいわれています。清潔感があり、きちんとした態度で臨むだけでも、良い印象を与えることができます。

◆ 服装・髪型・持ち物 チェックリスト(前日・当日用)

以下の項目を、前日と当日朝にチェックしましょう。出かける前にも最終確認を!

✅ 制服はしわ・汚れなく、きちんと着ているか
✅ 髪型は前髪が目にかからず、清潔に見えるか
✅ 爪は短く切ってあり、マニキュアや派手なアクセサリーはしていないか
✅ 靴は汚れていないか(泥がついていないか)
✅ 志願票・受験票をカバンに入れたか
✅ 上履き・靴袋を忘れていないか
✅ ハンカチ・ティッシュなどもあるか

ポイント
「制服=正装」です。ボタンのしめ忘れや靴下の色など、意外なところが見られるので注意!

◆ 入退室のマナー(最低限これだけは守ろう!)

あれもこれも覚えるのではなく、この流れだけ覚えておけばOK!

1. ドアをノック3回
2. 「どうぞ」と言われたらドアを開けて中に入る
3. ドアを静かに閉める(後ろ手はNG)
4. ドアの前で**「失礼します」と一礼**
5. イスの横に立ち、
 「〇〇中学校から来ました、〇〇です。よろしくお願いします」と元気にあいさつ
6. 「どうぞ」と言われたら、
 「失礼します」と言って一礼し、イスに座る

※この一連の流れを1〜2回おうちで練習しておくと安心です。家族の人にも手伝ってもらうと、楽しく練習できて、当日もその楽しい雰囲気を思い出せば緊張感が減ります。

◆ 面接中の姿勢・目線・声の大きさ

何度も言いますが、高校面接は、あなた自身を見ています。話す内容だけでなく、話すときの態度や表情にも気を配って。

✅ 背筋を伸ばして座る(ダラッと座らない)
✅ 相手の顔を見る(緊張する人は眉間あたりを見るといい)
✅ ハキハキと、はっきり聞こえる声で答える
✅ 「はい」「いいえ」だけで終わらず、できるだけ文章で答える

面接で「何か質問はありますか?」と聞かれたときの逆質問例

「特にありません」でもOKですが、せっかくの機会なので、あなた自身の高校に対する好奇心や意欲を伝えられると好印象です。
とは言え、ホームページに書いてあることをそのまま聞くと、見透かされてしまうのでNG。

◆ 逆質問の例

✅「部活動と勉強を両立している生徒さんは、どんな工夫をしていますか?」
✅「貴校の英語の授業で、特に力を入れていることはありますか?」
✅「校則の中で、特に大事にされていることはありますか?」
✅「将来の進路について、どのようなサポートがありますか?」

◆ NGな逆質問の例

❌「何時に帰れますか?」(やる気がない印象)
❌「スマホって使えますか?」(校則しか気にしていない印象)
❌「他の高校と迷ってるんですが…」→(その場では聞かない方が良い)

面接でやりがちなNG例【要注意!】

当日あせって、これだけはやらないように注意しましょう。
言い間違いや、多少、答えるまでに間があくなどは、真摯な対応、一生懸命な姿を見せていれば大丈夫です。ですが、マナー違反や、真剣に取り組んでないなと思われてしまう仕草や言動はNGです。

❌ ノックせずに勝手に入る
❌ ドアを乱暴に閉める(バタンと音を立てる)
❌ あいさつが小さくて聞こえない
❌ 「わかりません」「特にありません」とだけ答える
❌ 足を組む・机に手を置く・貧乏ゆすりなど落ち着かない動作をする
❌ 面接官と目を合わせず、ずっと下を向いている

面接前日・当日にやっておくと安心な3つのこと

① よくある質問を声に出して練習

自分の声で答える練習をするだけで、緊張がやわらぎます。

② 保護者や友達と1問1答で練習してみる

ロールプレイ形式でやると、本番のイメージがつきやすくなります。

③ 早寝して体調を整える

夜ふかし厳禁!万全の体調で本番を迎えましょう。

高校面接は「素直に」「一生懸命」がいちばん伝わる

面接でよく聞かれる質問は、ある程度パターンが決まっています。今回紹介したような定番の質問に対して、自分の考えや経験をしっかり整理しておくことで、当日は落ち着いて受け答えができるはずですから、どうか落ち着いて臨んでくださいね。

そして、うまく話そうとするよりも、「自分の気持ちを自分の言葉で伝えよう」という意識をもって対応していくこと。
たとえ答えに少し詰まってしまっても、面接官は“完璧な答え”よりも、あなたの人柄や誠実さを見ています。

しっかり準備してきた自分を信じて、前を向いて堂々と、笑顔で頑張ってきてください!あなたの高校受験がうまくいくことを心から願っています。

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