勉強法

勉強ができない…何から始める?中学生におすすめの5教科のやり直し方と最初の7日間

この記事の著者

木村 美紀 / 家庭教師のあすなろ お悩み解決サポーター

「中学生だけど、勉強が全然できない…」

「数学も英語もわからない。何から始めればいいの?」

「中2なのに中1の内容もできない。今からやり直して間に合う?」

勉強が苦手な中学生の中には、学校の授業についていけなくなり、

「何を勉強すればいいのかわからない」

と困っている子もいます。

保護者の方も、

「小学校の勉強から全部やり直した方がいい?」

「とりあえず問題集を買えばいい?」

「5教科とも成績が悪いけれど、どの教科から始めればいい?」

と悩むことがあると思います。

そんなとき、いきなり難しい問題集を解いたり、毎日何時間も勉強したりする必要はありません。

先に結論をお伝えすると、中学生で勉強ができないときは、「今できるところ」を見つけ、そこから学校の授業につながる基礎を一つずつ勉強することから始めましょう。

大切なのは、次の5つです。

  1. どの教科の、どの問題からわからないか確認する
  2. 答えを見ずに解ける基本問題を探す
  3. 必要なところだけ前の学年に戻る
  4. 一度に多くの教科をやろうとせず、優先順位を決める
  5. 勉強した問題を、後からもう一度自力で解く

たとえば、中2の数学で連立方程式がわからない場合は、中1の一次方程式を確認します。

一次方程式は解けるなら、そこから連立方程式へ戻ればいいんです。

反対に、一次方程式もわからないなら、文字式や正負の数の計算まで戻ります。

勉強をやり直すからといって、中1の最初からすべてを勉強し直す必要はありません。

「何年生まで戻るか」より、「どこからなら一人で解けるか」を見つけることが、勉強を立て直す第一歩です。

この記事では、勉強が苦手な中学生に向けて、最初に確認したいこと、5教科別のやり直し方、学年別の優先順位、最初の7日間の勉強計画まで、具体的に紹介します。


『勉強が苦手』な子専門で36年の家庭教師あすなろの体験授業を受けてみませんか?

あすなろでは、どこよりもお子さんの気持ちに寄り添い、勉強が苦手な子にとって最高の勉強法を教えています。
まずは、家庭教師のあすなろのホームページをご覧くださいね。

今ならキャンペーン実施中 家庭教師のあすなろを詳しくみる

もくじ

中学生で勉強ができないなら、まず何から始める?

「勉強が全部わからない」

という場合でも、本当にすべての問題ができないとは限りません。

たとえば数学なら、

正負の数はできる。

文字式も少しできる。

でも、方程式になるとわからない。

という場合があります。

英語なら、

単語の意味はわかる。

短い英文も読める。

でも、疑問文を自分で作れない。

ということもあるでしょう。

この場合、できるところまで全部やり直すよりも、最初につまずく内容から確認する方が、学習する範囲を絞りやすくなります。

最初に「できる・怪しい・できない」を分けよう

まずは学校のワークや教科書の基本問題を使って、今の理解度を確認してみましょう。

問題を数問ずつ解いて、次の3つに分けます。

  • ○:何も見ずに自分で解ける
  • △:少し迷う、ヒントがあれば解ける
  • ×:解き方がわからない

たとえば数学なら、

正負の数:○

文字式:○

一次方程式:×

という結果になるかもしれません。

この場合は、一次方程式から勉強を始め、必要に応じて文字式を確認します。

逆に、正負の数も間違えているなら、さらに前の計算を復習しましょう。

最初から問題集を全部解くのではなく、○と△と×を分けて、勉強する場所を決めることが大切です。

勉強ができない原因を「勉強不足」だけで考えない

「勉強ができない」といっても、理由はいろいろあります。

たとえば、

  • 授業を聞いても内容が理解できない
  • 説明を聞けばわかるが、自分では解けない
  • 前の学年の基礎がわからない
  • 暗記した内容をテストで思い出せない
  • 何から勉強すればいいかわからない
  • 疲れや不安で勉強に取り組みにくい

などです。

学校の授業がわからない子に、いきなり勉強時間を増やすよう伝えても、何を勉強すればいいかわからないままかもしれません。

まずは、本人が困っていることを確認してみましょう。

最初の目標は「平均点」より「自力で解ける1問」

テストで20点や30点だった場合、

「次は平均点を取ろう」

と目標を立てたくなるかもしれません。

もちろん、平均点を目指すこと自体は悪いことではありません。

でも、今の勉強がほとんどわからない子にとっては、何から始めればいいかが見えにくい目標になることもあります。

そんなときは、

「今日は正負の数を3問解く」

「英語の基本文を一つ作れるようにする」

といった具体的な目標から始めてみましょう。

最初に必要なのは、大きな点数目標よりも「これなら自分でできる」という出発点を見つけることです。


勉強が全くわからない中学生が、最初に用意するもの

「勉強をやり直したいけれど、何の教材を使えばいい?」

と迷う方もいると思います。

でも、最初から新しい参考書や問題集を何冊も購入する必要はありません。

まずは、学校で使っている教材を確認しましょう。

最初は学校の教科書とワークでOK

最初に用意したいのは、次の4つです。

  • 学校の教科書
  • 学校のワーク・問題集
  • 前回の定期テストの答案
  • 間違えた問題を解き直すためのノート

学校のワークには、実際の授業で習っている内容に合わせた問題が載っていることがあります。

まずは基本問題を見て、

「どこまで解けるか」

を確認してみましょう。

解説を読んでもわからない場合は、前の学年の教科書や、説明の詳しい基礎教材を使う方法があります。

問題集を買うなら「難しさ」より「一人で解けるか」

新しく問題集を選ぶ場合は、次の点を確認しましょう。

  • 基本問題が中心になっている
  • 解説がわかりやすい
  • 数学なら途中式が載っている
  • 一度に解く問題数が多すぎない
  • 答えを見ずに解ける問題がある

今の理解度より難しい問題集を選ぶと、最初のページから進まなくなる場合があります。

最初は少し簡単に感じる教材でも構いません。

ただし、簡単な問題だけを続けるのではなく、理解できるようになったら少しずつ次の内容へ進めましょう。


数学ができない中学生は、何から勉強すればいい?

数学は、前に習った内容を使って、新しい問題を解くことが多い教科です。

そのため、今の単元がわからない場合は、必要な基礎まで戻る方法があります。

最初に確認したいのは、小学校の計算と中1数学

数学が全くわからないと感じている場合は、まず次の内容を確認してみましょう。

  • 整数のたし算・ひき算・かけ算・わり算
  • 小数や分数の計算
  • 正負の数
  • 文字式
  • 一次方程式
  • 比例・反比例

全部を最初から勉強する必要はありません。

簡単な問題を数問ずつ解き、どこから間違えるか確認します。

例題でチェック|正負の数を計算できる?

まず、次の問題を解いてみましょう。

  • 3-5
  • -2+7
  • -3×4
  • -12÷(-3)

答えは順番に、

-2、5、-12、4

です。

ここで符号の計算が難しい場合は、正負の数の基本から確認しましょう。

さらに整数の計算もあやしい場合は、小学校の四則計算まで戻る方法があります。

例題でチェック|文字式と方程式を解ける?

次に、次の問題を確認します。

  • 3x+2x
  • 5a-2a
  • x+3=8
  • 2x+3=9

答えは順番に、

5x、3a、x=5、x=3

です。

文字式は解けるけれど方程式が難しいなら、一次方程式の解き方から復習します。

文字式そのものがわからない場合は、文字を使った計算へ戻りましょう。

中2・中3でも、必要なら中1の内容へ戻っていい

たとえば中2で一次関数がわからない場合は、

  • 比例・反比例
  • 座標
  • 文字式
  • 一次方程式

などが理解できているか確認します。

中3の因数分解や二次方程式が難しい場合は、文字式の計算や展開、方程式などが必要になることがあります。

ただし、必ず中1の最初から復習するわけではありません。

数学は「今つまずいている単元に必要な基礎」を選んで戻ることがポイントです。

単元別の詳しい戻り方については、中学生の数学を基礎からやり直す方法も参考にしてみてください。


英語ができない中学生は、何から勉強すればいい?

「英語の授業が全くわからない」

という場合は、いきなり長文読解や難しい文法問題を解く必要はありません。

まずは、基本的な単語と短い英文が理解できているか確認しましょう。

最初は、英単語と英文の基本的な形を確認する

英語で最初にチェックしたいのは、次の内容です。

  • 基本的な英単語を読めるか
  • 単語の意味がわかるか
  • 主語と動詞がわかるか
  • be動詞と一般動詞の違いがわかるか
  • 疑問文や否定文を作れるか

中2・中3でも、これらがあいまいなら中1の基本文法へ戻って構いません。

例題でチェック|短い英文を作れる?

まず、次の英文を見てみましょう。

  • I am a student.
  • You are kind.
  • I play tennis.
  • He plays soccer.

それぞれの日本語の意味がわかるでしょうか。

さらに、次の日本語を英語にしてみます。

「私は生徒です」

「私はテニスをします」

答えの例は、

I am a student.

I play tennis.

です。

意味はわかっても、自分で英文を作れない場合は、語順や動詞の使い方を確認しましょう。

be動詞と一般動詞がわからない場合

英語が苦手な子の中には、

「am、is、areをいつ使うのかわからない」

「doやdoesが出てくると混乱する」

という子もいます。

そんなときは、短い基本文を使って、文の作り方を確認しましょう。

たとえば、

I am happy.

I play soccer.

を比べてみます。

一つ目はbe動詞を使った文、二つ目は一般動詞を使った文です。

まずは短い文を理解し、否定文や疑問文にも少しずつ進みます。

単語は「読むだけ」で終わらせない

英単語を覚えるときは、教科書の単語を読むだけでなく、答えを隠して意味を思い出したり、つづりを確認したりしましょう。

たとえば、

  1. 今日覚える単語を5個選ぶ
  2. 意味と発音を確認する
  3. 日本語を見て英語を思い出す
  4. 必要な単語は書けるか確認する
  5. 翌日、もう一度テストする

という方法があります。

ただし、単語を覚えるだけで英語のすべての問題が解けるわけではありません。

基本文法と組み合わせて勉強しましょう。

英語が全くわからないときの詳しい勉強法は、中学生で英語が全くわからないときのやり直し方でも紹介しています。


国語ができない中学生は、何から勉強すればいい?

国語が苦手な場合、

「文章を読んでも内容が頭に入らない」

「答えを見ればわかるけれど、自分では書けない」

という悩みがあるかもしれません。

まずは、漢字・語句と文章読解を分けて確認しましょう。

漢字・語句が苦手なら、学校で習った範囲から確認する

漢字や語句の意味がわからない場合は、文章の内容も理解しにくくなることがあります。

まず、学校の教科書やワークに出てきた言葉から確認しましょう。

一度に大量の漢字を覚えるのではなく、短い範囲を選んで、

  • 漢字を読めるか
  • 必要な漢字を書けるか
  • 語句の意味がわかるか
  • 文章の中でどのように使われているか

を確認します。

読解が苦手なら、短い文章を一段落ずつ読む

長い文章が苦手な場合は、短い文章や一段落から始めてみましょう。

たとえば説明文なら、

「この段落で筆者は何を説明している?」

と確認します。

最初は一文でまとめても構いません。

物語文なら、登場人物が何をしたのか、気持ちが変わった場面はどこか、本文を確認しながら読みます。

読解問題は、答えの根拠を本文から探す

国語の問題を解くときは、何となく答えを選ぶのではなく、本文のどこを根拠にしたかを確認しましょう。

たとえば、

「筆者がそう考える理由を答えなさい」

という問題なら、

  • 設問で聞かれていることを確認する
  • 本文から理由が書かれている部分を探す
  • 必要な言葉を使って答えを作る

という順番で進めます。

国語が苦手だからといって、長い文章を何本も読むことから始める必要はありません。

まずは短い文章を丁寧に読み、答えの根拠を見つける練習をしましょう。


理科ができない中学生は、何から勉強すればいい?

理科は、暗記する内容と、計算や考察が必要な内容が混ざっている教科です。

そのため、まずは何が苦手なのか確認しましょう。

重要語句がわからないなら、図と一緒に覚える

生物などの単元では、教科書の図と用語を一緒に確認する方法があります。

たとえば、植物のつくりなら、

  • 各部分の名称
  • それぞれのはたらき
  • 図のどの場所を示しているか

を確認します。

言葉だけを覚えるのではなく、図を見て説明できるか確かめましょう。

計算問題が苦手なら、使う公式の意味を確認する

電流などの単元では、計算問題が出てくることがあります。

公式を覚えることも必要ですが、

「何を求めるための式なのか」

「どの数値を使うのか」

を理解しているか確認しましょう。

計算そのものが難しい場合は、必要な数学の基礎へ戻ることもあります。

実験問題が苦手なら「何を調べる実験か」を確認する

実験の問題が苦手な場合、結果だけを覚えても、出題の仕方が変わると答えられないことがあります。

そこで、

  1. 何を調べる実験なのか
  2. どんな方法で調べたのか
  3. どんな結果になったのか
  4. その結果から何がわかるのか

を確認してみましょう。

実験の目的と結果をつなげて理解することが大切です。


社会ができない中学生は、何から勉強すればいい?

社会が苦手な場合、

「覚えることが多すぎる」

「何度読んでも覚えられない」

という子もいると思います。

まずは、教科書の重要語句を整理するところから始めましょう。

歴史は、出来事の順番とつながりを確認する

歴史が苦手な場合は、人名や年号だけを覚えるのではなく、出来事の流れを確認しましょう。

たとえば、

「この出来事の前に何があった?」

「なぜこの出来事が起きた?」

「その後、何が変わった?」

という順番で考えます。

最初からすべての年号を覚える必要はありません。

まずは教科書の一つの単元を選び、主な出来事とそのつながりを確認しましょう。

地理は、地図と資料を一緒に確認する

地理では、地名や産業を覚えるだけでなく、地図や統計資料を読む問題も出てきます。

そのため、

  • 地域の位置
  • 気候や地形
  • 産業や人口などの特徴
  • 地図・グラフ・統計の読み方

をまとめて確認する方法があります。

公民は、仕組みを自分の言葉で説明する

公民では、法律や政治、経済などの仕組みを学びます。

用語を覚えることに加えて、

「これは何のための制度?」

「どんな役割がある?」

と説明できるか確認してみましょう。

覚えたら必ず、答えを隠して確認する

社会では、教科書を読んで重要語句に線を引くだけで終わってしまうことがあります。

覚えたと思ったら、答えを隠して自分で説明したり、一問一答を解いたりしてみましょう。

間違えた内容は、翌日や数日後にも確認します。

社会は「読んだ回数」だけでなく、「何も見ずに答えられるか」を確認することが大切です。


5教科とも勉強ができないなら、どの教科から始める?

「数学も英語もわからない。国語も理科も社会も苦手…」

そんな場合、5教科すべてを最初からやり直そうとすると、何から始めればいいのかわからなくなることがあります。

まずは、優先する教科を1〜2教科に絞ってみましょう。

数学・英語は、今の授業につながる基礎を確認する

数学と英語は、以前に習った内容が現在の学習にも関係する場面が多くあります。

そのため、今の授業に必要な基本が身についていない場合は、優先して確認する方法があります。

たとえば、

数学:一次方程式が解けるか

英語:be動詞と一般動詞を使い分けられるか

といった基本から始めます。

ただし、数学と英語を必ず最優先にする必要があるわけではありません。

実際の答案や学校の進度を見て決めましょう。

理科・社会は、今習っている単元から始めてもいい

理科や社会は、単元ごとに必要な知識を整理できる場合があります。

そのため、学校で今習っている単元の基本問題から始める方法があります。

ただし、数学の計算や歴史の流れなど、前の知識が必要な場合は、そこも確認しましょう。

最初に勉強する教科を決める3つの基準

迷った場合は、次の3つを確認してみましょう。

  • 基本問題での失点が多い教科はどれか
  • 今の授業についていくために、前の内容の理解が必要な教科はどれか
  • 最初にできるようになりそうな問題がある教科はどれか

たとえば数学が苦手でも、基本計算なら少しできる場合は、その計算から始める方法があります。

英語の基本文がわからないなら、短い英文を一つ作ることから始めても構いません。

5教科を均等に勉強するより、まず「今日から何をするか」が決まっている状態を作りましょう。


勉強ができない中学生は、1日何分から始めればいい?

「どれくらい勉強すれば、できるようになるの?」

と気になる方も多いと思います。

ただし、必要な勉強時間は、学年や現在の理解度、学校の課題などによって異なります。

全員に共通する時間を決めることはできません。

最初は15分程度の短い勉強でもいい

勉強する習慣がほとんどない場合は、最初から長時間の計画を立てなくても構いません。

たとえば15分なら、

5分:昨日間違えた問題を確認する

5分:今日の基本問題を解く

5分:今日の授業で習った内容を見る

という使い方があります。

※15分は学習を始めるための時間配分例であり、すべての子に十分な勉強時間という意味ではありません。

勉強する時間より「終える内容」を決める

「30分勉強する」

と決めても、何をすればいいかわからない場合があります。

そんなときは、

  • 数学の計算を3問解く
  • 英語の基本文を2つ作る
  • 漢字を5個確認する
  • 理科の重要語句を3つ説明する
  • 社会の一問一答を5問解く

など、具体的な課題を決めましょう。

できなかった場合は、勉強時間が足りなかったのか、問題が難しすぎたのかを確認します。

毎日できない場合は、計画を見直す

最初に立てた計画を毎日実行できないこともあります。

そんなときは、本人を責めるよりも、課題が難しすぎないか、時間帯が合っているか確認してみましょう。

学校や部活動で疲れている日は、学習量を減らすことも考えられます。

ただし、勉強に取り組めない状態が長く続き、学校生活や心身の状態にも変化がある場合は、必要な支援を考えましょう。


勉強ができない中学生のための最初の7日間の勉強計画

「何から勉強するかはわかったけれど、今日から具体的にどう進めればいい?」

という方に向けて、最初の7日間の勉強例を紹介します。

この計画は、勉強の出発点を見つけて学習を始めるためのものです。

7日間で必ず成績が上がる、すべての苦手を克服できるというものではありません。

1日目|今どこまでできるか確認する

まずは、数学と英語など、優先する1〜2教科を選びましょう。

学校のワークや教科書から簡単な問題を選び、答えを見ずに解いてみます。

確認するのは、

  • 自力で解ける問題
  • ヒントがあれば解ける問題
  • 解き方がわからない問題

です。

この日は、たくさん勉強するより、最初に取り組む内容を決めることを目標にしましょう。

2日目|最初につまずいた単元を復習する

1日目に見つけた苦手から、一つ選んで復習します。

たとえば一次方程式がわからなかった場合は、教科書の説明と基本問題を確認します。

そこで文字式もわからないと気づいたら、文字式まで戻りましょう。

無理に多くのページを進める必要はありません。

3日目|同じ内容を答えを見ずに解く

2日目に勉強した内容を、もう一度確認します。

今度は解説を閉じて、最初から自力で解いてみましょう。

できなかった問題は、どこで間違えたかを確認します。

4日目|別の基本問題にも挑戦する

同じ問題だけでなく、少し数字や条件の違う問題を解いてみましょう。

たとえば、

x+3=8

が解けるようになったら、

x+5=12

にも挑戦します。

答えはx=7です。

解き方を使えるようになっているか確認しましょう。

5日目|学校で今習っている内容を一つ確認する

前の学年の勉強だけをしていると、その間にも学校の授業は進んでいきます。

そこで、今学校で習っている内容にも触れてみましょう。

教科書の見出しや例題を見るだけでも構いません。

「今習っている内容と、復習した基礎がどうつながるか」

を確認します。

6日目|間違えた問題だけを解き直す

1〜5日目に間違えた問題を集めて、もう一度解いてみましょう。

すでにできる問題をすべて最初から解き直す必要はありません。

まだ難しい問題があれば、必要な説明を確認します。

7日目|できるようになった問題を確認する

1日目にできなかった問題や、同じ単元の類題を解いてみましょう。

たとえば、

1日目は正負の数が難しかった。

7日目には正負の数を自力で計算できた。

という変化が見られるかもしれません。

ただし、同じ問題の答えだけを覚えている可能性もあるため、違う問題でも確認します。

この日に考えたいのは、

「何点上がったか」

ではありません。

「最初にできなかった内容のうち、何が一人でできるようになったか」

です。

そして、次の1週間に取り組む単元を一つ決めましょう。


中1・中2・中3では、勉強の始め方を変えた方がいい?

勉強ができない原因は学年だけでは決まりません。

ただし、学校で習っている内容や高校受験までの期間によって、優先したいことは変わります。

中1|小学校の基礎と中学校の勉強の進め方を確認する

中1で勉強がわからなくなった場合は、必要に応じて小学校の内容も確認しましょう。

数学なら、

  • 分数・小数
  • 割合
  • 正負の数
  • 文字式

などです。

英語なら、基本的な単語と短い英文を確認します。

また、中学校では定期テストや教科ごとの提出物があります。

学校で習ったことを家で少し復習するなど、家庭学習の進め方も考えましょう。

中2|中1の必要な内容を復習しながら、今の授業にも取り組む

中2で勉強ができない場合は、中1の基礎が現在の授業に影響している可能性があります。

数学なら、一次方程式や比例・反比例。

英語なら、基本文法や語順。

といった内容を確認します。

ただし、中1の全範囲を最初からやり直す必要はありません。

今の授業に必要な内容を選んで復習しましょう。

中3|高校受験までの期間を考えて優先順位を決める

中3の場合は、受験までの期間も考える必要があります。

基礎がわからない場合は、必要なところまで戻りましょう。

ただし、受験が近い場合に、すべての単元を最初からやり直すのは難しいことがあります。

そのため、

  • 志望校の入試で必要な内容を確認する
  • 模試や過去問で基本問題の失点を調べる
  • 現在の授業に必要な基礎を復習する
  • 学校の先生と学習計画を相談する

という方法で進めましょう。

高校入試の仕組みは都道府県や学校によって異なるため、最新の募集要項を確認することが大切です。


勉強ができない中学生が、最初にやらない方がいいこと

勉強ができない状態からやり直すときは、最初の進め方が重要です。

ここでは、注意したいことを紹介します。

難しい問題集をいきなり解く

「中学生だから中学生向けの問題集をやらないと」

と思うかもしれません。

でも、前の学年の基礎がわからない場合は、今の学年の問題集が難しすぎることもあります。

必要なら小学校や前の学年の内容まで戻って構いません。

5教科すべてを一度にやり直す

5教科とも苦手だからといって、最初から全部を同じように復習しようとすると、負担が大きくなる場合があります。

まずは優先する教科を選び、今の授業に必要な基礎から取り組みましょう。

答えを見ながら問題を埋める

答えや解説を見ながら問題を解くと、わかったように感じることがあります。

もちろん、わからない問題の解説を読むことは必要です。

ただし、その後に答えを閉じて、自分でもう一度解いてみましょう。

勉強時間だけを増やそうとする

勉強ができない場合に、長時間机に向かえば必ず理解が進むとは限りません。

まずは、今の勉強方法で自力で解ける問題が増えているか確認しましょう。

一度できなかっただけで「無理」と決める

最初は解けなくても、説明を確認したり、必要なところまで戻ったりすることで理解できる場合があります。

一方、何度説明を読んでもわからない場合は、問題の難しさや学習方法が合っていない可能性があります。

その場合は、学校の先生などに相談しても構いません。


勉強ができない子に、親はどう接すればいい?

お子さんが、

「勉強が全然できない」

と言っていると、保護者の方も心配になると思います。

でも、最初から「もっと頑張りなさい」と伝えるだけでは、本人がどうすればいいかわからない場合があります。

そんなときは、次のような声かけを試してみましょう。

「こんなのもできないの?」ではなく「どこまでならできる?」

中2や中3のお子さんが、中1の計算で止まっていると驚くこともあるかもしれません。

でも、本人もどこからわからなくなったかを説明できないことがあります。

そんなときは、

「この問題なら解けそう?」

「どの問題から難しくなった?」

と聞いてみましょう。

「できないこと」を責めるより、「できるところ」を見つけることが大切です。

「何時間勉強した?」より「今日は何ができた?」

お子さんが勉強したあとに、

「今日はどの問題が解けた?」

と確認してみましょう。

時間だけでなく、勉強の中身を振り返ることにつながります。

ただし、毎回細かく確認されることを負担に感じる場合もあります。

本人と相談し、無理のない方法で振り返りましょう。

親が教えられなくても、勉強を支えることはできる

中学校の数学や英語は、保護者の方にとっても教えるのが難しい場合があります。

そんなときは、無理に答えを教える必要はありません。

たとえば、

  • 最初に解く問題を一緒に選ぶ
  • 分からない問題に印をつける
  • 教科書やワークを整理する
  • 学校の先生に質問する内容をまとめる
  • できるようになった内容を一緒に確認する

といったサポートが考えられます。

心身の状態に変化がある場合は、学習だけで判断しない

勉強ができないことに加えて、元気がない、学校に行きたがらない、眠れないなどの変化がある場合は、学習面だけでなく本人の状態も確認しましょう。

勉強が苦手だという理由だけで、心理的な問題や病気があるとは判断できません。

必要に応じて、担任の先生やスクールカウンセラー、医療機関などに相談してください。


一人で何から勉強すればいいかわからない場合は?

勉強が苦手な子ほど、

「どこがわからないの?」

と聞かれても、

「全部わからない」

「わからないところがわからない」

と答えることがあります。

そんなときは、一人で勉強する範囲を決めることが難しいかもしれません。

まずは学校の先生に具体的な問題を見てもらう

学校の先生に相談する際は、

「勉強ができないので何とかしてください」

とだけ伝えるより、実際に解けなかった問題を持っていくと、状況を共有しやすくなります。

たとえば、

「中2ですが、中1の一次方程式が解けません」

「英語の文法がわからず、学校のワークを進められません」

と伝えてみましょう。

塾や家庭教師を利用するときに確認したいこと

家庭で勉強を進めることが難しい場合は、塾や家庭教師などの学習支援を検討する方法もあります。

ただし、必ず外部の学習支援が必要になるわけではありません。

利用する場合は、

  • 今の理解度を確認してもらえるか
  • 必要な前の学年まで戻って教えてもらえるか
  • 学校の授業とつながる内容を学べるか
  • 家で取り組む問題を具体的に決めてもらえるか
  • 本人が質問しやすいか

を確認しましょう。

家庭教師のあすなろでは、勉強が苦手な子の家庭学習をサポートしています

家庭教師のあすなろでは、勉強が苦手なお子さんに向けて、学校の授業に合わせた予習・復習や、短時間から始める家庭学習を大切にしています。

大切なのは、

「今の学年の勉強ができない」

という結果だけではなく、

「どこまでなら一人でできるのか」

「どこからわからなくなったのか」

を確認することです。

そして、必要な基礎を復習しながら、少しずつ学校の授業につなげていきます。

「勉強が全部わからない」

「何から始めればいいのかわからない」

「家で勉強を進められない」

とお悩みの場合は、まず現在の学習状況を整理するところから始めてみましょう。

詳しい学習サポートについては、家庭教師のあすなろ公式サイトでも紹介しています。


中学生で勉強ができないときによくある質問

中学生で勉強が全くできない場合、最初に何をすればいいですか?

まずは、学校の教科書やワークの基本問題を数問解き、どこまで自力でできるか確認しましょう。

全部を最初から勉強するのではなく、最初につまずく単元を探すことが大切です。

中学生なのに小学校の勉強からやり直してもいいですか?

必要なら小学校の内容まで戻って構いません。

特に数学では、分数・小数・割合などが中学校の内容にもつながります。

ただし、小学校の全範囲をやり直す必要があるとは限りません。

中2なのに中1の内容がわかりません。どうすればいいですか?

今の授業に必要な中1の内容を選んで復習しましょう。

たとえば連立方程式が難しいなら一次方程式、一次関数が難しいなら比例・反比例や座標などを確認します。

理解できている内容まで全部やり直す必要はありません。

5教科ともできない場合は、数学と英語から始めるべきですか?

数学と英語は前の単元の理解が必要になる場面が多いため、優先して確認する方法があります。

ただし、必ずこの2教科から始めるべきという意味ではありません。

現在の理解度や学校の進度、テスト範囲を確認して決めましょう。

勉強ができない中学生は、1日何時間勉強すればいいですか?

必要な勉強時間は、学年や理解度、学校の課題量などによって異なります。

勉強習慣がない場合は、短時間の課題から始めても構いません。

ただし、短時間だけで必要な学習がすべて終わるわけではないため、慣れてきたら学習内容に合わせて調整しましょう。

勉強しているのに全然できるようにならない場合は?

まずは、解説を見ればわかる状態なのか、何も見ずに問題を解ける状態なのか確認しましょう。

答えを見ずに解く練習や、数日後の解き直しを取り入れる方法があります。

それでも理解が進まない場合は、課題が難しすぎないか確認し、必要に応じて先生に相談しましょう。

中3から勉強をやり直して、高校受験に間に合いますか?

受験までの期間や現在の理解度、志望校によって異なります。

必ず間に合うとは断定できませんが、必要な基礎を選んで復習することはできます。

学校の先生と相談し、優先する単元を決めましょう。

勉強ができない場合、塾や家庭教師に通わせるべきですか?

必ず塾や家庭教師が必要になるわけではありません。

学校の先生への相談や、家庭学習の方法を見直すことで進められる場合もあります。

一方、どこからやり直せばいいかわからない場合や、一人では学習を進められない場合は、個別の学習支援を検討する方法もあります。


まとめ|勉強ができない中学生は「何から始めるか」を一つ決めよう

中学生で勉強ができないと、

「もう全部わからない」

「今から勉強しても間に合わない」

と感じることがあるかもしれません。

でも、勉強をやり直すために、必ずしも小学校や中1の最初からすべて勉強し直す必要はありません。

まずは、次の6つを意識してみましょう。

  1. 教科書やワークの基本問題を解いてみる
  2. 自力でできる問題と、できない問題を分ける
  3. 最初につまずいた単元を探す
  4. 必要なところだけ前の学年に戻る
  5. 一つの基本問題を自力で解けるようにする
  6. 少しずつ今の学校の授業につなげる

最初から5教科すべてを完璧にする必要はありません。

まずは、一つの教科からでも構いません。

数学なら、正負の数を一問解いてみる。

英語なら、短い英文を一つ作ってみる。

国語なら、短い文章の要点を説明してみる。

理科なら、基本用語を一つ説明してみる。

社会なら、授業で習った出来事を一つ確認してみる。

そうした小さな学習から始めていきましょう。

勉強ができないときに最初に必要なのは、「たくさん勉強すること」ではなく、「今の自分が何から勉強すればいいか」を知ることです。

そして、できるところが見つかったら、そこから少しずつ新しい内容へつなげていきましょう。

家庭教師のあすなろでも、勉強が苦手なお子さんが「どこまでなら一人でできるのか」を確認し、学校の授業につながる予習・復習を大切にしています。

「勉強が全部わからない」という場合も、まずはできるところを一つ見つけることから始めてみてください。

お子さんの勉強でお困りのお母さんへ

  • ゲームやYouTubeばっかりで全然勉強しない
  • 勉強のやり方がわかってない
  • テストではいつも平均点以下…
  • 塾に行っても、なかなか結果が出ない
  • 通信教材も三日坊主。どんどん溜まっちゃう
  • 不登校や発達障害で勉強が遅れている

そんなお子さんの状況なら『勉強が苦手』な子専門で36年の家庭教師あすなろの体験授業を受けてみませんか?

あすなろでは、どこよりもお子さんの気持ちに寄り添い、勉強が苦手な子にとって最高の勉強法を教えています。
まずは、家庭教師のあすなろのホームページをご覧くださいね。

今ならキャンペーン実施中 家庭教師あすなろを詳しく見る
  • 家庭教師のあすなろ初めての方へ
  • 家庭教師のあすなろバナー

【公式】instagram

instagramでも小中学生のお子さんの勉強方法&やる気アップに役立つ情報をどんどん配信しています。ぜひ遊びに来てくださいね!

家庭教師のあすなろバナー

アクセスランキング

ピックアップ