子育てのヒント

親子の信頼関係が壊れる原因と叱り方のコツ

この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

お子さんが目につく行動を取ると、やっぱり親として叱らざるを得ない場合ってありますよね。
とは言え、多くの親御さんが「本当は叱りたくないのに…」と、叱った後で悩んでしまうようです。

お子さんを健やかに育てるために、叱ることはとても大切。でも叱り方を間違えてしまうと、親子の溝はどんどん深まるばかりです。

今日は、学校の相談員として勤めていた心理士さんから、叱り方について教えてもらいました。



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親子の信頼関係が壊れる原因と、壊さない叱り方

子どもを叱ってばかりいると、親子の信頼関係は壊れてしまいます。
親が子を叱るのはあたりまえなのに、信頼関係が崩れるなんて…と、なんだかショックを受けてしまいますよね。
どうして信頼関係が壊れてしまうのかその原因と、壊さない叱り方をご紹介します。


叱ってばかりではなく、フォローが大切

叱った後に信頼関係が壊れてしまうのは、フォローをしていないからです。
例えば、一方的に叱るだけでその後のフォローが何もなければ、子どもはどこで気持ちを切り替えていいのかわかりません。
その結果、子どもは叱った相手のことを信頼しなくなります。

叱った後は、お子さんと「何がいけなかったのか?」「それしか方法がなかったのか?」「今後はどうするべきか?」など、叱られた原因となる出来事を話し合ってみましょう。

このようなフォローをすれば、親子関係は崩れるどころか、いい方にステップアップしていきます。



役割分担を考えて叱る

最近はシングルのご家庭も多いので、すべてのご家庭に当てはまる訳ではありませんが、ご両親が揃っている家庭では、きちんと役割分担をしておかなければなりません。

父親が叱る役割をするのであれば、母親は受け入れる役割をしなければなりません。
これは、お子さんが逃げ場を失わないための重要なポイントです。
お母さんかお父さんのどちらかが受け皿になってくれれば、お子さん自身も反抗せずに話を聞けるようになります。

父親の役割も母親の役割もひとりでしなければいけないご家庭の場合は、叱ったあと多少の時間をおいてから、お子さんと叱られた原因について、じっくり話してみてください。



叱り方のコツ 子どもとの信頼関係を壊さずに叱る方法

叱る理由を統一する

大人と言えど人間なので、感情もありますし、体調がすぐれないときはイライラだってします。そんな場合は、日頃は叱らないような内容でも、うっかり感情的に叱ってしまうケースもありますが、これが信頼関係を壊す一番のポイント。
子どもは、「自分の気分で怒るな!」と瞬時に見抜くからです。

・命に関わるような何かをした
・人を傷つけた
・汚い言葉を使った
・ルールを破った

上記のように、親御さんは【叱ること】をあらかじめ決めておきましょう。
いつも叱ってばかりいると、子どもは「あぁ、またイライラしてるよ」と思うだけで、真剣に受け取ってくれません。

ですが肝心なときだけ叱るようにすると、子どもは自分がなぜ叱られたのか、何がいけなかったのか、理解できるようになります。



押し付けるような叱り方はしない

我が子のためを思って叱るのはあたりまえです。でも、こうなって欲しい、こうして欲しいという強い気持ちは、親のエゴになる可能性が高くなってしまいます。

理想や親の気持ちを押し付けるよりも、希望を持ち、お子さんのためを考える叱り方をしましょう。それにはどう言えばいいのか、日頃から考えておく必要があります。

叱る場合に冷静になるには、叱る前には必ず深呼吸をして一呼吸おくとうまくいきます。



親子の信頼関係を壊さない叱り方をすれば、お子さんも素直になっていきます!

家族は1番近い存在なので、ついつい感情が出やすくなります。感情を出すことが悪いとは言いませんが、お子さんを叱るときは気をつけなければなりません。

お子さんを感情的に叱り続けると、お子さんは親のストレス発散にされていると誤解してしまいます。
叱るときにはルールを決めて、イライラしても深呼吸して冷静になり、その後のフォローを忘れないでください。
親御さんが変わっていけば、お子さんはあっという間に変わってくれるはずです。

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家庭教師のあすなろは『勉強が苦手』な子専門の家庭教師として今年で34年。
「わかった!」「できた!」の喜びをもっと感じてもらうために、児童心理学(アドラー心理学)を取り入れた指導をしています。

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この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

私自身、不登校になった期間があります。でも、あるキッカケのおかげで立ち直ることができ、学校に通うことができました。勉強にも苦労しました。とても厳しい部活で成績が悪いと練習に参加できないため、家に帰ってから必死に勉強しました。でも、疲れていて集中できない。勉強のやり方もわからない。気持ちばかりが空回り…。そんな状態を救ってくれたのが友達のお父さんでした。時間や勉強の仕方を少し工夫するだけで成績は伸ばせることを教えてくれました。ちょっとしたキッカケや工夫で状況は大きく変えられることを、自分の経験を活かして、一人でも多くのお子さんに伝えていきたいと思います。

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