子どもへの対応
休校明けに不登校は増える?不登校と休校の関係、そして対策は?
2020.04.22

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今までに経験したことのない休校を子ども達は余儀なくされています。
休みが続いた結果、今まで不登校でなかった子達も、休校が終わったあとに不登校になってしまう可能性があります。
ここでは、この休校がどう不登校に対し影響を示すのか考えていきたいと思います。
休校が終わった後、子ども達はスムーズに登校できるの?
休校が終わったとき、子ども達は3つのパターンに分かれます。
- 学校が待ち遠しく、登校を楽しみに待っており、元気に登校できる子
- 生活リズムが崩れ、また、休んだ期間が長く登校できなくなる子
- コロナウイルスの影響が怖くて登校できなくなる子
です。
この3つのパターンはそれぞれ、どのように子ども達に影響を及ぼしているのか、考えてみましょう。
休校後の不登校の関係①:問題なく登校できる場合
ただのお休みと異なり、休校になっている場合は、外に出られません。
これは、日頃から、外で元気に遊んでいた子達にとっては、苦痛以外のなにものでもありません。
そのため、休校が終わり、学校がスタートすると、友達に会えるのが嬉しく、外に出られるのが嬉しく、スムーズに元気に登校できます。このパターンはなにも問題がありませんね。
休校後の不登校の関係②:休校が続き不登校になってしまう場合
夏休みや冬休みといった長期休暇は、外にも出られますし、友達とも遊べます。
部活にも行けます。しかし、今回の休校は不要な外出は避けなければなりません。
友達とも遊べなければ、部活だってありません。体を外で元気に動かせません。
そのため、家でダラダラと過ごす可能性が高くなります。
昼夜逆転してしまうのは仕方ないです。でも、この昼夜逆転が生活リズムを崩し、いざ登校が開始されたときに、登校が困難となってしまうのです。長いあいだダラダラしてしまい、登校ができなくなる可能性は多くの子が秘めています。
休校後の不登校の関係③:コロナウイルスの恐怖から登校ができない場合
もしかしたら、子ども自身、あるいは家族がコロナウイルス感染症にかかって、苦しんだかもしれません。
あるいは、外に出ればコロナウイルス感染症にかかるかもしれないと、恐怖心から登校できないかもしれません。
授業再開した時に、不登校にならないためには?
それでは、休校終了後に子ども達を不登校にしないにはどんな方法があるのでしょうか?
一番大切なのは、休校だからといって、生活リズムを変えないことです。
生活リズムを変えてしまうと、戻すのは大変です。
また、友達との連絡を切らないようにするのも必要です。
友達と会えていなかったとしても、連絡を取り合えれば、友達と会うために学校へ行こうとモチベーションを保てます。久しぶりの登校も不安が少なくなるはずです。
もし、恐怖心から登校できない場合は、無理に登校させるのは止めましょう。
まずは本人の感染に対しての恐怖心を減らし、自分から登校できるように待つのがベストと言えるでしょう。無理をさせず、自分のペースを待ってあげましょうね。
休校明けに不登校を作らないためには、規則正しい生活が大事
学校がスタートしたのに関わらず、子どもが学校に行けない、ということにならないためには、生活リズムを崩さないことが大切です。
そして、他の子達が登校するのと同時に登校できるように、少しでも学校に気持ちが向くように生活リズムを戻していくようにしましょう。
休校が終わったときは、みんなで笑顔で登校したいですね。
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