子どもへの対応

親の過干渉や過保護、管理型、心配性、放任主義が子どもに与える影響

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

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子どもの不登校は親の過干渉が原因のひとつ

子どもが不登校になってしまう原因のひとつに、親の過干渉があります。
親の過干渉は、子どもに正しい自立の機会を与えなくなってしまうので、そのように育てられた子どもは、自己肯定感や問題解決能力を損なう可能性があります。

親の過干渉とは?

親の過干渉とは、親が子どもの生活に介入し過ぎ、過剰な支援や保護を提供してしまうことです。
これは、親が子どもの将来に関しての責任感から起こりますが、時には親が支配者であるという心境から、子どもの自由を奪ってしまいます。

過干渉の種類として、以下のようなものがあります:

  • 異常な過干渉
  • 過保護
  • 管理型
  • 心配性

過干渉とは真逆の育て方に、放任主義があります。親の無関心は子どもに多大な影響があります。

子どもを不登校にしやすい親の過干渉の種類と対処法

親の過干渉のやり方には、さまざまな種類があります。それぞれの特徴と対処法について解説していきます。

異常な過干渉

異常な過干渉は、子どもの行動や選択に対して、すべてをコントロールしようとする傾向があります。
子どもが自分の意志で行動できるようになっても、子どもの個性や自己決定権を尊重せず、すべてのことを親が代わりに行おうとします。

異常な過干渉の対処法

異常な過干渉を解消するためには、子どもに自己決定の機会を与え、成功や失敗を経験させることが大切です。

過保護

過保護な親は、子どもを危険から守ろうとし過ぎて、冒険や失敗の機会を奪うことがあります。これにより、子どもは自分で問題を解決する経験を積むことができなくなってしまいます。

過保護の対処法
過保護な親は子どもに対して自信を持たせ、リスクを考慮し過ぎず、子どもの行動を許容する必要があります。子どもが自分で学び、成長する機会を与えられるようにしましょう。

管理型

管理型の親は、子どもの行動やスケジュールを厳密に管理し、自己決定権を制限してしまいます。子どもが自分で計画し、自分の道を歩む機会を奪ってしまいます。

管理型の対処法
子どもに自己管理のスキルを教え、責任を持たせる行動を取らせてあげましょう。子どもの意見や希望を尊重し、親子で協力していく関係性を築くよう心がけましょう。

心配性

心配性の親は、子どもの安全や幸福を過度に心配し、過剰な心配から子どもにプレッシャーをかけることがあります。過度に心配されることは、子どもにとってストレスになり、精神的な負担をかけます。

心配性の対処法
心配性の親は、リラックス技術を学び、自己コントロールできる能力を高めることが大切です。

放任主義(番外編)

過干渉や過保護の真逆にある放任主義ですが、子どもをかまわない、愛情をかけない、愛情を伝えないなどの行為は、子どもの人生を左右してしまいます。
番外として解説しておきます。

放任主義の親は、子どもの自由な行動を尊重し、干渉を避けます。しかし、放任しすぎると子どもは何が正しいのか、分からなくなってしまいます。
そんな場合に、親御さんが立派な親の後ろ姿を見せればよいのですが、暴力や嘘をつく、人のものを盗む、人をだますような行為をすると、子どもはそれが当たり前だと思って成長してしまいます。
そして、大人になってもそのような悪癖が治らず、一生を過ごすことになります。

放任主義の対処法
子どもに愛を持って接しましょう。そして親御さんが真面目に働く、嘘をつかない、人のものを盗まないなど、人として当たり前の行為を見せていきましょう。

親の過干渉や過保護、管理型、心配性、放任主義が子どもの将来に与える影響

過干渉・過保護などの状態で育てられてしまうと、子どもに多大な影響を与えてしまい、将来にも影響します。子どもが受ける影響をそれぞれ詳しく解説していきます。

過干渉

  • 子どもに対して過度に干渉することは、子どもの自立心を損ないます。
  • 子どもは自分で問題を解決する経験ができなくなってしまうので、親に依存する傾向が強くなります。
  • 過干渉的な親が子どもの代わりに決断を下すと、子どもの自己決定能力が低下し、将来的には問題解決能力に欠けることがあります。

過保護

  • 過保護な親が子どもに対してあまりにも多くのことをやりすぎると、子どもは自己肯定感が低くなる可能性があります。
  • 子どもはリスクや失敗を経験できないため、挑戦するのが怖くなってしまいます。
  • 過保護な親の下では、子どもは自己肯定感を築く機会を奪われる可能性があります。

管理型

  • 管理型の親が過度に規律を重視すると、子どもは自己管理能力を育てる機会を失ってしまいます。
  • 常に監視され、指示通りに行動することを強制されるため、自己決定能力や自己規制能力が制限されることがあります。

心配性

  • 心配性の親は、危険を遠ざけようとするため、子どもは新しい体験をする機会を制限されることがあります。
  • 子どもは自分で冒険的なことに挑戦することができず、自己評価や自己肯定感が低下します。

放任主義

  • 放任主義の親は、子どもに対して関心を示さなので、子どもは孤立感を感じ、適切なサポートを受けられないので自己肯定感が低下し、問題行動を実行する可能性があります。
  • 子どもに関心を示さず、またセルフケアの方法も教えないので、子どもの精神的な健康の発達に悪影響を及ぼします。

親の過干渉や過保護、管理型、心配性、放任主義が子どもに与える統合的な影響

自分では何も問題が解決できなくなる

親がすべての問題を解決し続けると、子どもは自己問題解決能力を養う機会を捉えます。困難な状況に対峙した際に、自分で対処する自信が持てず、不安を感じることがあります。

コミュニケーションできなくなる

親が子どもの意見や感情を無視し続けると、子どもはコミュニケーションの重要性を理解せず、自分の意見を表現することが難しくなります。

退行してしまう

子どもは自分を表現することに不安を感じ、自己肯定感が低下し、成長するどころか精神的は退行してしまいます。

心配性になる

子どもは自分自身に対しても不安や心配を常に抱くようになります。子どもは不安性、心配性の傾向を生むことがあります。

承認欲求が強くなる

自己価値を外部の評価に依存する傾向が強くなってしまうので、他者の承認を強く求めるようになります。自己肯定感の健全な発達が無視されてしまいます。

過干渉・過保護・管理型・心配性から脱却するために親御さんが心がけた方がよいこと

過干渉・過保護・管理型・心配性すべての親御さんに心がけていて欲しいことを紹介します。以下に紹介することは、すべてに共通することです。

自己認識と振り返り

まずは最初に、自分自身を振り返ってみましょう。自分がなぜ過干渉になってしまうのかを理解することが重要です。過干渉の原因やトリガーを見つけると、対処しやすくなります。

子どもとたくさん話す

子どもとたくさん、おしゃべりしましょう。子どもの気持ちや意見を尊重し、子どもが感情や考えを自由に表現できるようにしてあげましょう。

子どもに自分で決めさせる

子どもに自分で決断を下す機会を与えましょう。 小さな日常の決断から始めて、徐々に自己決定力を育てていきます。例えば、今日の洋服や夕ご飯のおかずの種類などを決めることからスタートできます。

責任を持ってやらせる

子どもに正しい責任を持たせることが大切です。例えば、家庭内の仕事や宿題など、子どもが自分で管理できるようにサポートします。

子どもを信頼する

子どもの将来の成功や、現在の発育の様子を「将来は大物になる!」「いい子に育ったな」と信頼しましょう。

失敗を許容する

子どもが失敗しても、叱責しないようにしましょう。失敗するは当たり前のことです。大人こそ、失敗だらけの人生を送っているはずです。

信頼と自己肯定感

子どもの成功を信じ、自己肯定感を高めるサポートを心がけましょう。子どもが自信を持てるようになることは、自己肯定感を養う基盤です。

親御さんのセルフケア

過干渉、過保護な子育ては、親御さん自身にとってもストレスを生むことがあります。自分のストレスや不安を正しく管理し、自己ケアを心がけましょう。

過干渉をおさえることは時間と努力が必要ですが、すぐにできなくてもよいので、子どもを信頼して任せることを心がけましょう。
子どもの自立心と自己決定力を育て、健全な親子関係を築いていけるようにしましょう。

親の過干渉や過保護、管理型、心配性、放任主義が子どもに与える影響は大きい。バランスの取れたアプローチを!

親の過干渉は子どもの自己成長と自己肯定感に悪影響を及ぼす可能性があります。 親は適切なバランスを見つけ、子どもの自立と自己成長を尊重し、サポートすることが大切です。子どもに与えてしまう影響をまとめておきます。

親の過干渉は、子どもの自立心を低下させ、問題解決能力を低下させる可能性があります。また、自己決定能力に欠けてしまうので、将来的にも自分自身で判断する力を失ってしまいます。

親の過保護は、自己肯定感を低下させるので、子どもはリスクに対して恐れを抱くようになります。

親が子どもを管理し過ぎると、子どもは自己規制能力や自己決定能力を制限されえてしまうので、自分を律することができなくなってしまいます。

親が子どもを心配し過ぎると、新しい体験の機会を奪われてしまうので、自己評価が低くなり、自己肯定感も下がってしまいます。また、新しいことに挑戦や冒険ができなくなります。

親が子どもを放任しておくと、子どもは孤立感を感じ、適切なサポートが提供されないので自己肯定感を低下させ、問題行動を実行する可能性が非常に高くなります。

これらは、不登校の子どもを持つ親が留意すべき重要な事態です。バランスの取れたアプローチがないと、子どもは健康に発達することができなくなってしまいます。親御さんは子どもの意見や意志を尊重し、積極的にコミュニケーションを取り、親子の信頼関係を構築していきましょう。

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この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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