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【不登校の再発】不登校はなぜ起こる?原因と再発した場合の対処法

この記事の著者

倉橋 舞 / 家庭教師のあすなろ 苦手克服サポーター

「せっかく登校できたのに、また不登校…」
「不登校って何回も再発するの…?」
「再発したらどうすればいいの?」

こんなことでお悩みではありませんか?

不登校を克服したと思ったら再発してしまい、またに不登校逆戻りしてしまった…というのは、実はよくある話です。

心が傷つけられてしまったことで起こる不登校が再発するのは、心が癒し切れていなければ当たり前なことなのですが…、

親御さんにしてみると「えー-、またか…」とガックリしてしまいますよね。

親御さんが「一刻も早く不登校を克服して欲しい!」と願う気持ちは痛い程わかりますが、急いで解決しようとすると、かえってお子さんの心を傷つけてしまいます。

そこで今日は、不登校が再発する原因や対処法をお伝えしていきます。



不登校が再発する理由

不登校が再発する理由は次の通りです。

● 新しい不登校の原因が発生している
● 不登校の原因が解決していない
● 学習する気力が失われている
● 無気力になっている場合もある
● 親御さんがサインを見逃していた可能性もある

それぞれ解説していきます。



新しい不登校の原因が発生している

不登校が再発する理由の一つ目は、新しい不登校の原因が発生している場合です。

たとえば、『今までは学校の先生が嫌いだから学校に行かなかった』のに、次は『不登校になっていたことを理由に、いじめを受けてしまった』等の理由が考えられます。

その他にも、体調不良や無気力といった症状が出る恐れもあります。

不登校のお子さんが再登校を継続できるようになるためには、焦らずじっくりとケアをしながら、新しい原因が発生しないよう、学校の先生との連携を強化してください。



不登校の原因が解決していない

続いては、親御さんが無理やり登校させようとした結果や、お子さんが親御さんを心配させまいと登校した結果として、不登校の原因が根本的に解決していない場合です。

多くの親御さんはお子さんが不登校になったら、どうにかして登校させようと考えがちですが、無理は禁物。

不登校という「結果」が訪れているのは、何かしらの「原因」の積み重ねです。

たとえば、いじめ、学校の友人との不和、体調不良など、さまざまな原因が積み重なり、最終的に不登校になってしまったのです。

それにもかかわらず、無理やり登校させたり、お子さんが無理して学校に登校したりすれば、より不登校の原因は積み重なり、長期化する恐れもあります。



学習する気力が失われている

また学習する気力が失われているのも、問題になります。

新しい不登校の原因になっている場合もありますが、学校の時間の大半を占める、『勉強がわからない』『授業についていけない』という状態は、お子さんにとって非常につらい状態です。

たとえば、50?60分の授業時間中、先生が理解できない言葉をずっと使っていたらどうでしょうか?

お子さんは何もわからない状態のまま学校で孤立してしまい、テストでも点数が取れず、劣等感ばかりが大きくなります。

となると、学校に行くのが無意味になり、学習する気力もなくなって不登校が再発してしまいます。



無気力になっている場合もある

中学校以上のお子さんに意外と多いのが、不登校になる要因がなくても、生活習慣が乱れてから無気力状態になり、学校に登校しないという状況です。

たとえば、不登校になった原因も、朝が起きられず休みがちになり、どんどん学校に行く気力がなくなってしまって…というお子さんもいるのではないでしょうか?

この場合、生活習慣自体を見直さなければ、朝起きて学校に行くという行動すらできず、再登校したとしても、また不登校になってしまいます。

ですから、どのような状況であっても、生活習慣を乱してしまうようなことは避けてください。



親御さんがサインを見逃していた可能性もある

最後は親御さんがお子様の発するサインを見逃していた可能性もある点です。

不登校の要因には体調不良もあり、身体の症状や心の症状が現れているのに登校を促してしまうと、お子さんは動けなくなってしまいます。

学校に行く前や帰ってきた後に、どのようなサインが現れていたら注意すべきなのかを以下では解説します。



身体の症状

お子さんに次のような身体的な症状が出ていたら、要注意です。

● 頭痛
● 腹痛
● 吐き気
● 不眠

これらの症状は、心に負荷が掛かっている状態だと現れやすい症状といえます。

ストレスによって身体にはさまざまな症状が現れる可能性があるので、お子さんに上記のような症状が頻繁に現れる場合には、学校に原因がないかを確認してあげてください。



心の症状

先ほど紹介した身体の症状のほとんどは、心にストレスを抱えている状態で起こってしまいます。

仮にこの状態を放って置いて、心のストレスが限界を超えると、次のような症状が現れます。

● うつ症状
● 統合失調症
● 摂食障害
● 無気力
● 暴力衝動に駆られる

このように、心のストレスが限界値を超えると、無気力になったり、逆に暴力衝動やイライラした気持ちに襲われてしまいます。

うつ症状から学校に行けなくなり、高校であれば中退しなければならないこともあるので、これらの症状が出ているときは、まずお子さんをゆっくり休ませることを何よりも優先してあげてください。



不登校が再発した場合の解決方法

ここまで不登校が再発する理由をお伝えしてきましたが、ここからは不登校が再発した場合の解決方法をお伝えしていきます。

● 親御さんが徹底的に問題をヒアリングする
● 学校と連携して不登校の問題を特定する
● 問題が解決するまではじっくりと待つ

この3点に関して、具体的に解説していきます。

ただ、注意が必要なのは、無理強いは絶対にやめなければならない点です。

不登校が再発したお子さんは、最初は話ができる状態にない場合が多いので、じっくりと待ちつつ、時期を見計らって以下の行動を行ってみてください。



親御さんが徹底的に問題をヒアリングする

不登校が再発した場合、親御さんが行う解決方法の一つ目は、お子さんからなぜ不登校が再発したのかを徹底的にヒアリングすることです。

徹底的にとお伝えしていますが、お子さんを「問いただす」のではなく、何度も繰り返し、優しい口調で理由を聞くようにしましょう。

そこで、お子さんの甘さがあったとしても、怒るようなことはせず、まず受け入れてあげるところからスタートしてください。

ただ、冒頭でもお伝えしているように、生活習慣の乱れがあるときには、直すことを意識しながらやりましょう。



学校と連携して問題を特定する

お子さんとの会話を続けながら、学校との連携も深めていきましょう。

昨今、学校側の対応を疑問視する声も上がっているため、疑うつもりはなくても、電話口や直接先生と対面するときには、事前に断りを入れて、録音させてもらうことも徹底してください。

このような態度を取れば、「この親御さんは本気で解決しようとしているんだ」と先生方にも伝わり、先生方の動きも本格化するでしょう。

また学校側にとって都合の悪いことを隠蔽されてしまう場合もあるので、親御さんがまったくの第三者を連れていくことも有効です。



問題①いじめ

学校と連携して問題を特定したときに、いじめ問題がでてきた場合の対処法は、次の通りです。

● 先生に解決を依頼する
● 学校の転校を考える
● 学年が変わるまで自宅学習をしてみる
● 警察に相談する

このように、いじめ問題を根本的に解決するためには、大人側が動く必要があります。

ただ問題が深刻なのは、大人が解決したところで目に見えない「いじめ」はなくならないことです。

ですから、いじめの度合いで根本的な解決につながりそうになければ、すぐにでも転校や自宅学習に切り替えてください。

さらにひどい場合には、警察への相談も視野に入れて、学校側と協議してください。

とは言え、昨今では警察も教育委員会もいじめを隠蔽しがちです。

「なんだか対応がおかしい」と感じたら、解決しようとするのをやめ、とにかく転校を急ぎ、そういった人たちとかかわりを持たないようにしましょう。



問題②発達障害等で集団生活が苦手

また発達障害などの影響で集団生活が苦手な場合には、保健室登校やフリースクール、適応教室の利用が考えられます。

集団生活は苦手なものの、勉強は好きといったお子さんには、自宅学習で指導要領を押さえながら、自由に勉強するのもいいでしょう。



問題③勉強についていけない

不登校が再発する問題のなかには、勉強についていけないという問題もあります。

この問題は冒頭でもお伝えしましたが、お子さんにとって非常に深刻です。

仮に勉強についていけない問題がある場合の対処法としては、次の通りになります。

● 不登校の期間に自宅学習をする
● 先生に補講を開いてもらう
● 学習塾に通う

先生に補講を開いてもらう方法は、都道府県によっては可能ですが、生徒数が多い場合、学校と連携しても対応してくれない場合もあります。

また、自宅学習で対応しようにも、「どこがわからないか、わからない」状態だと、どれだけ勉強しても成績は伸び辛いでしょう。

ですから、個人の成績に応じてオーダーメードで対応してくれる、家庭教師の先生や学習塾に通うことをおすすめします。



問題④無気力

学校と連携して発覚した問題に無気力が含まれていた場合には、親御さん主導での解決が必要です。

というのも、無気力症状を改善するには、生活全般の見直しが必要になるからです。

たとえば、ゲームのしすぎで寝不足になり、朝登校できないといった場合には、まずゲームをさせないところからスタートすべきでしょう。

学校の時間にあわせて生活できるよう、親御さんが生活時間を管理してあげてください。



問題⑤非行や遊び

最後は非行や遊びです。

こちらも学校側が対応するというよりも、親御さん主導での解決が望ましいと考えられます。

もちろん学校側も非行や遊びの初動対応(お子さんを迎えに行くなど)をしてくれますが、先生にすべてを任せるのは間違いです。

これらの行動は親御さんとの関係が悪くなっていたり、両親の仲が悪いから家にいたくない等が原因であることも多いので、まずは家庭の状況を見直しましょう。



問題が解決するまではじっくりと待つ

ここまで学校との連携で再発の原因を探って解決するための方法をお伝えしてきましたが、解決に至るまでには、多くの時間を必要とすることもあります。

そこで、不登校期間中に親御さんが動ける方法を以下では解説します。



外部と接触できる場所を作る

不登校期間中に親御さんが行うことの一つ目は、お子さんと外部が接触できる場所を作ることです。

外部との接触はオンラインよりもオフラインがいいのですが、ご家庭の状況で、どうしてもオフラインが難しい場合には、SNSなどを使ってでも外部とつながれるようにしましょう。

そもそも、話すのが嫌いな人間は存在せず、コミュニケーションを外部と取れなくなると、ふさぎ込んでしまいます。

ですから、外との交流の時間を作り、楽しく話せるようになる環境を作ってあげてください。



嫌なことを忘れられる趣味を持たせる

続いては、嫌なことを忘れられる趣味をお子さんに持たせることです。

ゲームが趣味なら没頭する時間を作ってあげたり、将棋や囲碁などの対人戦がメインになる趣味で、外とのつながりを持たせたりするのもいいでしょう。

趣味の時間は心が軽くなり、嫌なことを忘れられる状態・環境を作ってあげてください。

ただ、勉強時間を忘れて没頭してしまったり、生活時間を圧迫したりしないよう、親御さんのコントロールは必須です。



自宅学習を必ず行う

先ほど自宅学習の話がでてきましたが、自宅学習の時間は、必ず確保してください。

不登校が再発する原因の1つには、学校の勉強についていけないというものがあります。

それを前提に、不登校中はもちろんですが、再登校の可能性を感じたら、すぐに先生の話が聞けてテストの点数が良くなるよう、学習を開始してください。

逆に学校のテストで以前よりもいい点数が取れるようになれば、自然とお子さんの自信にもつながるはずです。



親御さんも外部機関に相談する

最後は、親御さんも一人で悩まず、外部機関に相談することです。

第三者視点から、どんな問題を解決しなければならないのかをきちんと相談できる機関があれば、少し話すだけでも心が軽くなります。

具体的には、次のような窓口で相談してみると的確なアドバイスがもらえます。

● 児童相談所
● 保健所
● 学校
● 市役所などの行政機関窓口



不登校が再発すると将来どうなるのか?

ここまで不登校が再発した場合の対処法をお伝えしてきましたが、不登校が再発し、学校へ登校できなくなった場合、お子さんの将来はどうなってしまうのでしょうか?

具体的にお伝えすると次の通りです。

● コミュニケーションが取れなくなる
● 進学が危うくなる
● うまく就職ができない

それぞれ解説します。



コミュニケーションが取れなくなる

不登校の再発によって将来的に起こることの一つ目は、コミュニケーションがうまく取れなくなることです。

学校は学術的な勉強をするだけでなく、社会的な勉強をする場所でもあるため、さまざまなイベントを通して、友人や目上の人と協力する方法を学べます。

しかし、不登校になってしまうと、これらのイベントに参加できず、「人と協力するにはどのように話しかけたらいいんだろう」と、悩んでしまうケースが多くなります。

もちろん一人でも生きていくことは可能ですが、いざというときに人に頼る方法を知っておくことはとても重要です。



進学が危なくなる

現実的な問題として、不登校のまま出席日数が足りなくなると、進学が危うくなります。

中学校はまだ救済措置が多いのですが、高校になると義務教育ではなくなるので、留年になってしまうケースが多いです。

それに大学全入時代と呼ばれているのに、留年を重ねて中学校卒業の資格しかない場合には、アルバイトも難しい場合もあります。

ただ高校生なら留年すると腹をくくり、お子さんと一緒に今度の人生計画を立ててみるのもよいでしょう。

お子さんの気持ちや心の準備ができていないのに、進学だけさせても全く意味はありません。



うまく就職できない

先ほどもお伝えしたように、コミュニケーション能力がうまく発達せず、進学もできていない状態になると、就職先もかなり限られる恐れがあります。

就職試験には必ず面接があり、突破しなければなりませんし、突破したからといっても、次は人間関係で悩まされる恐れもあります。

仮にお子さんが就職できずに社会から取り残されてしまえば、お子さん自身も非常にコンプレックスを感じてしますし、時間が長くなればなるほど社会復帰も難しくなるでしょう。

ただし就職できなくても、『できるまでの間はすべての家事を引き受ける』などの役割を与え、それをきちんとこなせるようになれば、社会復帰は難しいことではありません。

なぜなら、すべての人間が学ばなければならないことは、『自分に与えられた役割は、責任を持って誠心誠意やる』ことであり、そういった心構えがないうちに就職しても仕方ないからです。



不登校が再発しないように親御さんができること

不登校から復帰して、すぐに再発してしまうことを防ぐために、親御さんができる対処法は次の通りです。

● 自宅学習を管理しておく
● 最初からすべて出席を目指さない
● 無理をさせない
● 再登校だけが解決策だと考えない

それぞれ解説します。



自宅学習を管理しておく

親御さんがすぐに取り組める対処法としては、自宅学習の管理です。

不登校になってから、ある一定期間休息の時間を取ったら、自宅学習をお子さんに再開させましょう。

新規の分野を学ぶ場合には、動画を使ってもいいですし、家庭教師の先生にお願いしてもいいです。

やりやすい方法で、今現在学校で学んでいる内容をきちんと追っていられるかを管理してあげてください。



最初からすべて出席を目指さない

また再登校ができたからといって、全日出席を目指すのではなく、出席日数と相談しながらご家庭での自宅学習も組み込んでいきましょう。

今まで通っていた学校であっても、日数を開けて登校するのは、思った以上にストレスが溜まってしまうものです。

ですから、最初から全日出席を目指す必要はなく、お子さんのペースで出席できるようにしていきましょう。



再登校だけが解決策だとは考えない

最後は、同じ学校への再登校だけが解決策だと考えないことです。

ご家庭の事情によっては難しい場合もありますが、フリースクールを使ったり、通信制の学校に編入したりする方法もあります。

もちろん親御さんの負担が増える可能性もありますが、どうしてもイジメなどの問題で同じ学校に通うのが無理であれば、先ほど紹介した方法で回避していきましょう。

いじめ問題を甘く見ていると取り返しのつかないこともありますから、いじめを解決しようとはせず、その学校から逃げ出すことを急いであげましょう。



不登校は再発するもの。長期化しがちな不登校は自宅学習で乗り切ろう!

不登校が再発してしまう原因は多数ありますが、不登校は複雑な条件が重なりあって生じてしまった結果です。

ですから不登校を解決しようとするよりも、今までの生活すべてを見直していくことが非常に重要です。

また不登校が再発してしまった場合も「よくある話」としてとらえ、お子さんを休ませ、「まだまだ問題が山積みなんだな」と親御さんがやれることは動いてあげましょう。

またその場合は自宅学習が必須になるので、映像教材、家庭教師など自宅で楽しく学べる方法を親御さんがピックアップしておきましょう。



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