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不登校の子が赤ちゃん返りを起こす3つの理由と対処法

この記事の著者

田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者

不登校になった子や不登校傾向に陥っている子が、ある日突然、赤ちゃん返りをしてしまう場合があります。親御さんとしてはビックリして、不安や戸惑いが大きいですよね。

実は、この赤ちゃん返りはお子さんにとって、とっても大きなSOS。
小学生なら受け入れられても、中学生という大きな体で赤ちゃん返りをされても、受け入れられないという親御さんもいるかもしれません。
ですが、赤ちゃん返りに対して間違った対応をするとお子さんの心の傷を広げてしまうことになります。

今日は、赤ちゃん返りをする3つの理由と対処法をご紹介します。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こす3つの理由

 

不登校の子が赤ちゃん返りを起こす3つの理由①:とにかく不安だから

 
不安な時って大人でも誰かに甘えたくなりますよね。友人に慰めてもらったり支えて欲しくて泣きついたりした経験は、誰にでもあると思います。

子どもは不安な感情を上手に表現できず、自分の不安が最高レベルな状態に陥っているのに気づけない場合が多いです。
そのため、誰かに支えて欲しいというSOSを、無意識に赤ちゃん返りで表現しています。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こす3つの理由②: 発達障がいが影響している

 
発達障がいというのは診断がついている子だけをいうのではありません。
グレーゾーンの子も沢山います。そんな子が学校の環境に合わないのに頑張っていた場合、急に疲れが出てしまう場合があります。

不安や甘えたい気持ちから、昨日まで何もなかった子がいきなり赤ちゃん返りを起こしてしまう可能性は十分にあります。

診断を受けている発達障がいの子が赤ちゃん返りを起こす場合は、二次障害の現れですから、今の支援方法を変えてみる必要があります。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こす3つの理由③: 家庭環境の変化

  
離婚や死別、虐待といった家庭環境の変化は、赤ちゃん返りに大きく影響します。
ご家庭の環境は子どもの心に大きく影響しますから、お子さんは無意識に環境が良かったときに戻りたいという願望があるのかもしれません。

家の中に笑いがないと不登校になるリスクも上がります。シングル家庭だからと言って、家庭環境が悪い訳ではありません。家の中に笑い声がない、親御さんがネガティブな愚痴をこぼす、ご両親が喧嘩がちでギスギスした雰囲気などのご家庭こそ注意が必要です。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こした場合の対処法

不登校の子が赤ちゃん返りを起こした場合の対処法①:とにかく受け入れる

  
 赤ちゃん返りを恥ずかしく感じ、おかしいと思う親御さんは少なくありません。つい、「ふざけてばっかりいて!」「やめなさい!」と叱っていませんか?

実際、大きな子が赤ちゃんのように親御さんに甘えている姿を見ると、「えっ!?」と周囲の人に驚かれる可能性はあります。
ですが、赤ちゃん返りをしているお子さんを絶対に否定しないでください。

お子さんの心は壊れる寸前です。否定をしてしまうとお子さんの傷をさらに傷つけることになります。
赤ちゃん返りをしたお子さんを受け入れて、まずは認めてあげてください。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こした場合の対処法②:不安を取り除く

  
お子さんは、赤ちゃん返りをするくらい、不安に押しつぶされそうになっているのです。大きな精神的苦痛をかかえて、周囲の大人が思うより、もっと大きなストレスを抱えている場合もあります。

原因となるストレスや不安を見つけ、改善できるよう取り組んであげないと、赤ちゃん返りが多少改善できたとしても意味がありません。

何が不安なのか、何がイヤなのか、お子さんと一緒にゆっくり考えていきましょう。原因はすぐに特定できないことも多いのですが、親御さんが一緒に取り組んであげることで、気持ちは安定していきます。



不登校の子が赤ちゃん返りを起こした場合の対処法③:リラックスできるハーブティーを取り入れる

お子さんのことを誰かに相談すると、必ず「専門家に診てもらえば?」というアドバイスを受けると思います。
ですが薬物療法では、不安の原因は取り除けません。
心を落ち着けるハーブティーを飲ませてあげましょう。

・ラベンダー
・カモミール
・ジャスミン
・ローズ
・レモンバーム

などが有効です。
ハーブティーは飲みづらい場合が多いので、黒糖やメープルシロップで自然な甘みをつけたりレモンで香りをつけたりして、ご家族みんなで楽しんで飲んでください。



どんな事が起こっても笑って受け入れてあげることで、状況は改善していきます!

いきなり赤ちゃんみたいになった子を受け入れろと言われても、親御さんも心の準備が必要ですよね。
ですから日頃から、不登校の子の心理状態や自然療法などの知識を学んでおくことは重要です。

ですが難しく考える必要はありません。何が起こっても「あ、そうか」と気づければ、親御さんも慌てずに対処できるようになります。

子どもが子どもでいるのはわずかな期間ですから(その間の子育ては大変だったとしても)、また赤ちゃんのように甘えてくれるなんて見方を変えれば幸せなことです。
ご家族みんなで考えていけば名案も浮かびます。ぜひいろいろな方法を試してみて、お子さんにぴったりなやり方を見つけてくださいね。

この記事の著者

田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者

中学・高校とハンドボールに熱中し、高校では全国ベスト16、インターハイ春夏出場を達成しました。その分、勉強はホント苦手で…。高校受験もギリギリまで部活をしていて、いざ受験勉強を始めても、どこから勉強していいのかわからず、時間ばかり無駄にしていました。そこからお願いした家庭教師の先生に、一から勉強のやり方を教わってからは成績もメキメキ上がり、無事志望校に合格することができました。誰でも悩みや不安は必ずあると思います。自分の経験も踏まえて、一番親身にお応えしますので、いつでもご相談くださいね。

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