子どもへの対応

不登校の子どもたちのための居場所づくり

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

お子さんが不登校になってしまうと、必ず直面する問題があります。
それは、お子さんの「居場所」があるのかな?ということ。

どんな場所で何をしていようと、その場に「自分の居場所」を感じることができないと、大人でも孤独感を感じますよね。ましてや思春期の子どもなら、精神的にどんどんマイナス方向へ思考が向かってしまうことになります。

学校でも学校以外でも、どんな場所でも、お子さんの居場所は作れます。今日は、どんな場所がお子さんの居場所になるのか、ご紹介します。



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学校以外で、どんな場所が不登校の子の居場所になるの?

学校以外の居場所①:自宅

まず第一に、一番の居場所になるのは自宅です。自分が育った家の中は、お子さんにとって何よりも安心できる場所でしょう。

なのに、親御さんが毎日のように「今日は学校どうするの?」「今後どうするの?」なんて声かけをしていたら、お子さんの居場所はなくなってしまいます。

ですので、まずはお子さんのメンテリティーを考え、精神的に追い詰めてしまうような声かけはやめましょう。

もしお子さんが自宅の他に居場所を見つけられないとしても、自分の家だけは一番安らげる場所と思える環境を作ってあげてください。



学校以外の居場所②:フリースクール

フリースクールは学校に戻る過程での、大切な通り道です。

フリースクールに登校すれば出席扱いにしてくれる学校もありますし、学校とは別の集団生活なので、登校に向けて練習にもります。

さらに、仲間ができれば自信に繋がりますし、外に出る楽しみも生まれます。

自治体にフリースクールがあるなら、ぜひ1度見学に行ってみてください。



学校以外の居場所③:祖父母宅

家にいてもゲームばかりで家族とは会話もしないし、手伝いもしない…。
そんな状態が続いているなら、祖父母のお家に滞在させてみましょう。

おじいちゃん、おばあちゃんの手伝いをしたり、のんびりいつもと違う土地を散歩したり、そんな生活をおくってみると、お子さん自身も何か感じるものはあるはすです。

さらに、親御さんもご実家に頼ることで、ご自身の負担も軽くなるのではないでしょうか?

不登校の親子関係は、少し距離をおいた方がお互い冷静になって、うまくいく場合が多くあります。

もし頼れる親族やご友人がいるなら、少しの間、お子さんの面倒をお願いしてみると、新しい局面が見えてくるかもしれません。



不登校の子に今、一番必要なものは、自分の居場所

お子さんが不登校になってしまうと、親御さんも慌ててしまいます。自分のことなら自分でなんとか対処法を考えられまずが、お子さんの心境を踏まえて言動を自制していくのは、本当に大変なご苦労だと思います。

それだけに、そんな苦労を乗り越えてお子さんが再登校するようになると、喜びもひとしおなのですが、そこに至るまでは、やはり長い時間が必要になる場合がほとんど。

だからこそ、その長い時間をお子さんが一番安心して過ごせる場所はどこなのか、それを考えてあげてください。考えても分からなければ、お子さんにズバリ聞いてみて、一緒に考えていくこともできます。

自宅、フリースクール、祖父母や知り合いの家など、お子さんの居場所があればあるほど、傷ついた心の回復も早くなるはずです。

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この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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