注意欠陥/多動性障害

ADHDの片づけ術。発達障害の子でもやれる4つのポイント

この記事の著者

房前 みなみ / 発達障害コミュニケーション指導者

お子さんの部屋が散らかっている事でお悩みではありませんか?
ADHDの子は、必ずと言っていい程、片付けが苦手な傾向にあります。

今は親御さんが片付けをしてるから何とかなっていても、このまま大人になったら、お子さん自身が困ってしまいます。
今日は、ADHDの子はなぜ部屋を片付けられないのか、その理由と、ADHDの子でも部屋を綺麗にできるようになる工夫についてご説明します。



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ADHDの子の部屋はなぜ汚いの?

 
ADHDの子が片付けできないのには、きちんとした理由が存在します。
それは、衝動性や注意散漫が影響しているのです。
ADHDの子は脳のなかも多動だと言われるくらい、脳の整理ができていません。脳の整理ができていない子は、片付けの仕方もわからないですし、片付けされていなくても、不快には感じないのです。



ADHDの片づけ術 4つのポイント

 
ADHDの子が少しでも部屋を片付けられて、大人になったとき困らないよう部屋を綺麗にできる工夫をご説明します。ポイントは4つです。



その1
置き場所を決める

 
テレビやエアコンのリモコンを探し回った経験はありませんか?
ADHDの子は自分の部屋だけ散らかすのではありません。リビングだろうが、公共の場であろうが片付けるのが困難です。だからこのような事が起こってしまうのです。

これを防ぐシンプルなやり方は、モノの置き場を決めること。
置き場所を決めてもなかなか決めた場所に置けないという場合は、リモコンの絵を置き場所に貼ってあげましょう。
すると目から刺激を与えられるので、少しずつ置き場所に置く習慣がつきます。

いっぺんに決めると誰でも混乱してしまうので、まずはひとつずつ置き場所を決めていってくださいね。


その2
一緒に片付けをする

 
「なんなの、この部屋!!」「少しは片付けなさいっ!」と頭ごなしに叱りつけていませんか?でもお子さんは自分一人では『何をどう片付ければいいのか、わからない』のです。
ですからまずは、親御さんがお子さんと一緒に、部屋を片付けてあげてください。そうすることで、片付けのやり方を教えてあげられます。

今のままでは、大人になっても部屋を片付けられません。
なるべく小さな頃から片付けを教えてあげて、習慣化できるようにしてあげてください。その際お子さんの好みも把握して、お子さんにあった部屋の片付けの方法を見つけてあげるのがベストです。


その3
新しいモノを買ったら、古いモノを一つ捨てる

ADHDの子はいる、いらないを分けるのが苦手です。そのためモノがどんどん増え、部屋が汚くなってしまうケースは本当に多いのです。

これを防ぐには、何かひとつお子さんがモノを増やしたら、今まで持っていたモノをひとつ捨てる習慣をつけましょう。モノを手放す練習になりますし、欲しいモノをどんどん買わないよう防止することもできます。

まだ使えるモノであれば、フリーマケットやオークションで売ることもできるので、お子さんも親御さんも楽しみながらモノを減らしていくことも可能です。
また欲しいモノがある時は古いモノを売ってお金を得ないと、新しいモノを買えないという原理を教えることもできます。
オークションにはお子さんだけでは出品できなので、親御さんが手伝ってあげてくださいね。ゲーム感覚で楽しめるので、親子の共通の趣味としてハマってしまう方も多いようです。


その4
プラスの言葉掛けをする

叱られたことでイヤイヤお子さんが部屋を片付けたとしても、それはお子さんにとってイヤな思い出が増えるだけ。部屋を片付ける習慣がつくハズもありません。

だからこそ、「最近、部屋がきれいで偉いね!!」「ちゃんと言われる前に片付けられたね!」などプラスの言葉掛けをするようにしましょう。
褒められて嬉しい気持ちになれば、お子さんは「よーし」とやる気になれます。

どうしても部屋が汚くて親御さんがウズウズしてしまったら「一緒に片付けようよ!」と、お子さんを片付けに誘ってあげてください。そして「二人でやったらカンタンに片付いたね!」と、親御さんが積極的に楽しい雰囲気を作ってあげてくださいね。

そんな楽しい気持ちを経験し積み重ねていくことで、お子さんも一人で片付けられるようになるのです。



ADHDの子は、部屋を片付けることで頭の中を整理できるようになります!

  
ADHDの子は頭のなかも散らかり放題…と言われがちですが、部屋の片付けができるようになれば、頭の中の整理も少しずつできるようになります。
捨てる物を選定できるようになれば、少しずつ頭のなかのいらないモノを捨てられるようになります。

ですので、まずは親御さんが手伝ってあげながら、片付けの方法を教えてあげてください。決して叱らず、楽しい雰囲気を作ってあげるのがポイントです。
片付けられないのではなく、片付けた経験を積んでいけば必ずできるようになります。ご家族で片付けの経験をたくさん積んでくださいね。

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この記事の著者

房前 みなみ / 発達障害コミュニケーション指導者

体を動かすのが大好き、誰とでも仲良くなれるタイプです。学生時代は陸上部に所属し、負けるのが大嫌い。とにかく強くなりたくて部活が終わった後も自主練!「勉強よりも部活!!」というタイプでした。なので、勉強にはかなり苦労しました…。でも、母が頼んでくれた家庭教師の先生のおかげで、成績を上げることができました。今度は私も同じように勉強で困っているお子さんのために「家庭教師のあすなろ」のスタッフとして、少しでも勉強を好きになってもらえるようなサポートを心がけています。

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