子育てのヒント

勉強しない中学生に高校入試を意識させる方法

この記事の著者

木村 美紀 / 家庭教師のあすなろ お悩み解決サポーター

幼稚園~高校を対象とした「教育改革」そして「大学入試改革」が2020年より始まっています。この戦後最大とも言われる「教育改革」と「大学入試改革」に、どう対処すべきかと心配されている保護者の方も多いのですが、実は2つの改革の目的には一貫性があります。

これらの改革での指導目標とは、“学んだ知識と技術を生かし、自分で創造して表現する力を育む”こと。つまり、21世紀を生きる今の子どもたちが、目まぐるしく変化を繰り返す社会に臆することなく、自らの知識を生かし、的確な思考と判断で自力で生き抜くことができるようになることです。

これだけだと抽象的でピンと来ないかもしれませんが、今回のブログでは、教育改革の影響を受ける高校受験に向けて【中学生の子どもに意識させたいこと】にフォーカスして書きたいと思います!部活や友達付き合いなど小学校時代とはガラッと環境が変わり、勉強そっちのけになりやすい中学生。そんな中学生のお子さんをお持ちの方にこそ、読んでいただきたい内容になっています。


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勉強しない中学生に高校入試を意識させる方法

1.まずは高校入試の評価基準を知る

高校入試の合否に関わる評価基準は、各都道府県や高校ごとに違います。ですので、志望する高校にどうすれば合格できるのかという評価基準を少しでも早いうちから知り、それに向けて対策をしておくことが重要です。特に近年、入試のシステムが大きく変わっている地域も多いので、学校任せにしないで各ご家庭でよく調べるようにしてください。

自分の行きたい高校の学科が通知表の内申点重視なのか学力テスト重視なのか、また英検などの民間試験の資格取得が必須なのか優遇されるのか・・・などなど。お子さんと一緒にホームページやパンフレットで事前に確認しておきましょう。


2.勉強をしたがらない理由

中学生くらいになると、「勉強しなさい!」と言って素直に机に向かう子は少数です。多感な時期に入り、大人の言うことを聞きたくない気持ちもあるかと思いますが、なぜ勉強をやる気になれないのでしょうか?

なかなか勉強したがらない理由。それは、将来の夢や目標が無いことが1つの原因に挙げられます。自分が社会人になってからどんな人生を送りたいかというイメージが無いと、勉強の必要性も感じられませんよね。

部活や習い事・友達付き合いなど勉強以外のことに熱中することも、もちろん大事な人生経験になります。部活動に一生懸命打ち込んで結果を出すことによって、志望する高校によっては優遇される場合もありますよね。

でも、中学に上がったらそろそろ目先のことだけでなく、“社会人になった将来の自分”も意識させたいものです。どんなことで社会で活躍してみたいか、自分の長所を生かして人の役に立つことができないかなど、将来を意識するキッカケが必要です。
そこで・・・

自分の長所や関心のあることを掘り下げてみる

いきなり夢や目標を打ち立てるのは難しいので、「とにかく電車が好きで車両や駅名の暗記が得意」「手先の器用さは周りより自信がある」・・・など、まずは自分の長所や関心のあることを掘り下げることから始めましょう。これまでの小学校生活や部活・習い事などで得た知識もヒントになります。

自分の好きなことや能力をさらに伸ばすにはどうしたらいいか、人の役に立てる活用法はないか、発展させて考えてみましょう。


将来の目標から逆算してみる

「将来はアニメーターになりたい」「歌唱力を生かせる職業に就きたい」などの具体的な目標が決まってきたら、目標達成までの道のりを逆算してみましょう。

希望の仕事に就くためには、どのような学科がある大学や専門学校を選ぶべきか、その大学に行くためには、どの高校に進学するのが良いか・・・というように、将来の夢→大学→高校の順で逆算して可視化します

例えば
「将来、ディズニーのアンバサダーホテルで働きたい」
という夢だった場合

  • どこの大学や専門学校がアンバサダーホテルへの就職率が高いのかを調べる

  • その大学や専門学校に合格するための評価基準は何かを調べる

  • その大学に入学するためには、どの高校で学べば合格に近いのか、その高校に合格するための評価基準は何かを調べる

といったように将来の目標と今の自分をリンクさせて考えることによって、「あ、自分にはこんな勉強が必要なんだ」というイメージが見えてきます。たくさんある教科のなかからどれに力を入れていくか、内申点を上げるために改善すべきことはなにかなど、将来の目標から逆算することによって高校受験に向けてやることが明確になり、モチベーションも上がりますよ。


高校入試の為に何をすればいいのか、それが分かれば自然に受験について真剣に考えるようになります

今回は、勉強しない中学生に高校入試を意識させる方法について紹介しました。この機会にぜひ、将来の目標について話し合う機会を持ってみてください!もしお子さんが親の言うことを聞かない反抗期の場合、学校の先生や高校の先輩など第三者の力を借りるのも有効ですよ。

また、具体的な勉強計画を進めていくときには、学校や塾・家庭教師の先生と相談しながら進めていってくださいね。

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家庭教師のあすなろは『勉強が苦手』な子専門の家庭教師として今年で34年。
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