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子どもとの接し方

思春期の子どもをやる気に導く!親の接し方と対処法

この記事の著者

木村 美紀 / 家庭教師のあすなろ お悩み解決サポーター

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思春期の子どもは、対人関係や自分の理想と現実のギャップなど・・・さまざまな葛藤を抱えて過ごしています。これは勉強についても同じです。どんなにやる気がなさそうに見えても、勉強している様子がなくても、心のどこかで「このままじゃいけない」「なんとかしたいけど・・・どうしていいか分からない」といった感情を持っていることが多いです。

そんな子どもに対して「まだ宿題やってないの?」「こんな問題もできないの!」「これくらい出来て当たり前だよ」「もっと頑張らなきゃ」といった言葉は、火に油を注ぐようなものです。かと言って下手に褒めようとすれば余計に反発されたりして・・・難しいところです。(例:「やればできる子なんだから!」と褒めたつもりが、「いや、今までもやってたし」と返されるなど)

そんな思春期の子どもに対して、保護者の方も“顔を合わせて話す”と、どうしても感情的になってしまうときがありますよね。そんなときには、“顔を合わさずにメッセージを送る”ことも、有効な接し方の1つの手です。


思春期の子どもをやる気に導く、親の接し方と対処法

その1 手紙やメールの内容

思春期の子どもとの接し方の1つに、手紙やメール(LINE)を使って親の「思い」「感謝」「評価」を伝える方法があります。文面にして伝えることで、対面で話す言葉よりも具体的に内容を理解できたり、子どもも冷静に受け止めることができたりといったメリットがあります。

勉強の“やる気”を導く上で注意したいのが、決して否定的な内容を送らないこと、長々とした指摘をしないことです。これは一気にやる気を失わせます。メッセージのコツとしては、「短くシンプルに表現すること」、「どんな結果や行動でも好意的な評価を下すこと」、「今の現状を共感してあげること」です。

メッセージ例をいくつか紹介します(^^)

  • 慌てて宿題中⇒「きつい時は手伝うからね」
  • 宿題を忘れた⇒「そんなときもあるよ。きつい時は手伝うからね」
  • 少しでも机に向かっていた⇒「部活大変なのに、お疲れさま」
  • テストの点数ダウン⇒「英語は上がってる!得意教科でカバーできたね」
  • 一夜漬けで勉強した⇒「ラストスパートすごかったね。今日はゆっくり休もう」
  • 勉強しない⇒「お母さんもそんな時あったな。○○が後悔しない人生を送って」

上記は一例です。お子さんの性格を考慮しながら、タイミングを見て送ってみてください。


その2 メッセージの伝え方

思春期の子どもは極端に親と距離を置こうとしますが、それでも「親に見ていてほしい」「認めてもらいたい」と心のなかでは望んでいます。その気持ちに応えるために、日々の子どもの変化や行動を見逃さず、ときどき小さなメッセージを送ってみるのはどうでしょうか?特に、良い行動が見られたときは積極的に伝えましょう(^^)


お子さんの行動を認め、褒めてあげると、お子さんは本来の自信を取り戻します!

子どもは「口うるさく言わないけど、見てくれているんだな~」と安心し、自分の行動が評価されたことで自己肯定感を持てるようになります。

またメールやLINEもいいのですが、たまには手書きのメッセージを送るのもおすすめですよ。やはり手書きにするとより思いが伝わります。たとえばテスト勉強で頑張っているときに「頑張っているね。これ食べて栄養とってね」と書いたメッセージを添えて夜食を出したら、きっと喜んでくれますよ。

日々のちょっとした良い変化・良い行動を、「文字」で送ること。思春期のお子さんとの接し方の1つとしてぜひ実践してみてください。

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