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休校明けの「学校行きたくない」に対応する3つの具体的な方法とは?

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

「登校日なのに、朝起きない」
「午前中だけ具合が悪くなる…」
「このまま不登校になってしまったらどうしよう…」

長い休校が終わり学校が再開したのにも関わらず、以前は普通に登校できていた子が不登校になるケースが増えています。どうしてでしょうか?

休み明けに不登校になってしまう理由とは?


理由①:生活リズムが崩れてしまった

緊急事態宣言中は、外に出る機会もなく、家のなかでゴロゴロしていたお子さんがほとんど。中には、昼夜逆転していたお子さんも少なくないと思います。
ある程度の昼夜逆転は仕方ないことなのですが、そのままリズムを取り戻せない子もいます。そうなると自分一人では昼夜逆転の生活を直すことができず、不登校になってしまう場合があります。


理由②:宿題が終わっていない

休校中、学校から大量に宿題が出ていたお子さんも多いのではないでしょうか。
今回の休校によって出された宿題は、今までの長期休暇の宿題とは大きく違います。それは、今まで習っていないところを自主学習する必要があったこと。

計画的に勉強ができるお子さんであればいいですが、自分で勉強できない子や勉強が苦手な子たちはどうでしょうか?

頑張って勉強しても、わからない問題があって解けないまま。教科書を読んでも理解できないし、宿題は溜まる一方。このまま登校したら、怒られるかもしれない…。
学校の授業や勉強に対して、不安で憂鬱な気持ちが強いと、学校には行きたくなくなってしまいます。授業についていけないことは、不登校になってしまう理由のナンバーワンという統計もあります。


理由③:もともと無理をしていた

「クラスに嫌いな子がいる」
「集団行動になじめない」
「悩みを打ち明ける人がいない」

今は10人に一人は不登校の可能性がある時代です。このように、日頃から無理をして学校に通っている子たちは、実はけっこう多いです。
こういう気持ちを抱えている子どもにしてみると、この長い休校は、《無理をしている自分の気持ちに気づけた》チャンスだったと言えます。


再登校できるようにするには、どうしたらいいの?

少しでも早く、登校できるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
原因別に考えてみましょう。

不登校を解消する方法①:生活リズムの乱れ→まずは生活リズムを取り戻す

生活リズムが崩れて登校できない場合は、まず生活リズムを整える方を優先的に考えましょう。昼夜逆転しているのであれば、昼夜逆転を改善させることです。
例えば寝る時間と起きる時間を毎日、1時間だけずらしていきましょう。朝6時に寝て夕方4時に起きていたとしても、少しずつ時間をずらしていけば必ず元のリズムに戻ります。
またお子さん一人ではそれを実行できずにいるので、親御さんが手助けしてあげてください。

不登校を解消する方法②:宿題が終わってない→学校に相談する

もし、宿題が終わっていないことで不登校になっているのであれば、担任の先生に相談しましょう。先生達も生徒が不登校になるのは不本意なことです。まずは登校を優先的に考えてもらうようにしましょう。
先生と話してみれば、宿題が終わっていない子は意外に多いと気づきます。「なぁんだ、みんなもか」と思えれば安心できて、登校しやすくなります。

不登校を解消する方法③:もともと無理をしていた→居場所を作る

休校になる前から、登校したくないのに頑張って登校していた子は、緊急事態宣言がなかったとしても、休校にならなかったとしても、いつかは不登校になっていたはずです。そういったお子さんには決して無理させず、居場所をきちんと作ってあげるようにしましょう。

居場所とは例えば
・保健室・相談室・フリースクール・別教室  などです。

学校にこだわらず、どこだって大丈夫。
一番大切なのは、自宅以外の場所を作ってあげることです。お子さんは長い間心が傷ついていたので、親御さんが心のケアをしてあげてください。焦らず、お子さんのペースを待つようにしてあげましょう。


学校に行きたくない理由を見つけてあげましょう!

新型コロナウイルス感染症の影響で、今まで経験のない事態が次々おきています。親御さんもお子さんの不登校には驚かされたと思いますが、お子さんには登校できない理由があります。まずはそれを探ってみましょう。理由がわかれば、それを改善していけばいいのです。

なぜお子さんが学校に行きたくないのか、頭ごなしに叱るのではなく、お子さんの本音を聞き出してください。不登校の出口がきっと見つけられるはずです。

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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