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発達障害の子に伝わりにくい、言葉がけの工夫

この記事を書いた人:田中

「目を合わさないから、話を聞いているのかわからない」
「返事はするけど、その後の行動が伴わない」

発達障害の子には、このように指示が通らないことがあります。発達障害でなくても同じようなことがありますが、発達障害をもつ子には、特にこの傾向が強いようです。

子どもにきちんと指示を通すにはどうすればいいのでしょうか?今回は発達障害児への言葉かけについて紹介します。

 

1.発達障害の子には、どうして指示が伝わりにくいの?

発達障害の子は、自分の世界に浸りがちだったり、言葉の発達が遅かったりするため、指示が伝わりにくいことがあります。また、発達障害を抱える子の多くは、「耳から入った情報を理解する」ことが、そもそも苦手です。聞きたいと思っているのに聞き取れない、耳には聞こえているけれど意味として理解できない、ということが多いのです。

そのため、言葉かけには少しの工夫が必要です。

 

2.発達障害の子に伝わりやすい、言葉かけの工夫とは?

2-1 メリハリのきいた声で言葉かけする

まず、明るく明快な声で言葉かけをすることが大切です。「自分に向かって言っているんだな」ということが伝わりますし、ひとつひとつの単語も聞き取りやすくなります。逆に、小さな声で声をかけたり、抑揚のない話し方をしたりすると、子どもの反応が鈍くなります。家の中にいるときでも、街なかの人混みの中で話しかけるような気持ちで、言葉かけをするようにしましょう。
 

2-2 言葉を短くまとめる

言葉の発達に遅れがある場合は、長い文章を全て理解することが難しいです。たくさんの言葉を使って詳しく説明した方が理解できると思うかもしれませんが、発達障害の子にとっては逆効果です。簡単な言葉で短くまとめ、ストレートに子伝えるように心がけてください。
 

2-3 指示語をやめて具体的に

「あそこに片付けて」「ここに持ってきて」など、指示語を含んだ言葉かけはとても苦手です。「あそこ」や「ここ」がどこを指しているのかが分からず、行動できずに固まってしまうことに繋がります。「引き出しの2番目に入れて」「お母さんの手に乗せて」というように、具体的な指示を出すようにしましょう。

 

発達障害の子に伝えるには、その子に合った言葉かけの工夫をしてあげましょう!

言葉かけを少し工夫するだけで、指示が通りやすくなります。子どもの耳に入りやすく、理解しやすい言葉かけを行っていきましょう。また、子どもによっては耳からの情報よりも目からの情報の方が得意な場合があります。指示カードやジェスチャーなどを使いながら、お子さんに合ったやり方を探してあげてくださいね。

 

この記事の編集者
田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者
中学・高校とハンドボールに熱中し、高校では全国ベスト16、インターハイ春夏出場を達成しました。その分、勉強はホント苦手で…。高校受験もギリギリまで部活をしていて、いざ受験勉強を始めても、どこから勉強していいのかわからず、時間ばかり無駄にしていました。そこからお願いした家庭教師の先生に、一から勉強のやり方を教わってからは成績もメキメキ上がり、無事志望校に合格することができました。誰でも悩みや不安は必ずあると思います。自分の経験も踏まえて、一番親身にお応えしますので、いつでもご相談くださいね。

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