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いじめが原因で不登校になってしまった場合の、加害者への対処法

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

お子さんがいじめを受けて不登校になってしまった場合…、親御さんの気持ちはとても複雑だと思います。

「どうしてウチの子が…」
「相手の子をなんとかして欲しい」
「このままじゃ、学校には戻せない」

このようなことでお悩みではありませんか?

とは言え、相手の親御さんのところに怒鳴り込んでいっても、こちらが不利になるだけです。

今日は心理士の人から伺った、いじめ加害者への対応について、学校の先生も気づいてくれないことをお伝えします。



不登校の原因 いじめ加害者への対処法

その1 カウンセリングを受けてもらう

日本ではいじめを受け、不登校になった子のカウンセリングを重点的にします。
心に大きな傷を抱いている子にカウンセリングを受けさせるのは、とても大切ですが、それだけでいいのでしょうか?

実は、欧米ではいじめ加害者のカウンセリングがとても重要とされています。なぜなら、他者をそこまで徹底的に追い詰める加害者こそ、心身のバランスを大きく欠いているからです。

「加害者のケアを考えるなんて…」と不愉快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはお子さんが、もう二度とその子にいじめられないようにするための大切なケアです。

・加害者こそカウンセリングを受けて欲しい
・カウンセリング後のその子の様子を報告して欲しい
・その子の日々の言動も、先生がチェックして報告して欲しい

以上の3点を、親御さんから学校の先生へ言って、遂次、報告してもらいましょう。

親御さんしかお子さんを守れる人はいません。悪質ないじめには、凛とした態度で望みましょう。



加害者自身の内面を見つめる作文を提出させる

加害者も、生まれたときから加害者であった訳ではありません。成長途中で、何か歪んで育ってしまったのです。それに気づいてもらうには、自分の内面とじっくり向き合うことが大切です。

このような理由から、加害者から『今の心境』を作文として提出してもらいましょう。

作文を書いてもらう目的は、2つあります。

・自分のやったことの罪深さに気づいてもらう
・自分の何が歪んでいるのか、どうすれば改善できるのかを考えてもらう

もし相手の親御さんや学校の先生から厳しく指導があったとしても、叱られたくらいで他者をいじめる子の内面は変わりません。
加害者こそ、時間をかけてじっくりと自分と向き合わないと、この先も同じことを繰り返してしまいます。

こうすることで、加害者である子の人生も救われるのだという事を、学校の先生にじっくりと時間をかけて説明してあげてください。

気をつけなければならないのは、一回だけの作文ではテンプレートを誰かに渡されて、それを写しておしまいにされてしまうこと。
一週間後、一ヶ月後など、お子さんが再登校できるまで提出してもらいましょう。その作文の内容も、「やられた方も悪いと思う」など気になる内容があった場合は
、その都度、学校の先生に相談しましょう。



いじめが原因の不登校は、お子さんに問題がある訳ではない

今日お伝えしたことは、本来であれば、学校の先生が気づかなければならない事です。親御さんから提案するのは、遠慮もあってしづらい方もいらっしゃると思います。

大切なことなのでもう一度言いますが、お子さんを守り切ってあげられるのは親御さんだけです。学校の先生も、スリースクール等の先生も一生懸命やってくれると思いますが、やはり手が回りきらないとことがあります。
ですから、親御さんがいじめについての知識を知って、その対処法を間違わないようにしなければなりません。

他者をいじめてしまう人の心には、大きな闇があります。それはもしかしたら、加害者のご家庭にあるのかもしれません。カウンセリングや作文で、その方たちの闇が少しでも晴れるよう祈ってあげてください。

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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