子どもへの対応

不登校のメンタルヘルス。「夜は不安」「眠れない」の対処法

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

不登校のメンタルヘルス。うつを未然に防ぐ、睡眠障害の対処法

こんにちは、家庭教師のあすなろの不登校専門員の柳です。今日は不登校のお子さんだけでなく、遅刻がすごく多い、朝なかなか起きられない、などのことでお悩みの方にも読んでいただきたい、睡眠の質とメンタルヘルスについてのお話をします。

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不登校とメンタルヘルス:うつ病の見分け方と対処法

子どものうつは、大人と症状が違うことがあります。特に中学生くらいの年齢では、大人とは違った症状が出ることもあるので、保護者の方が正しく理解しておくことが非常に重要です。うつ病(気分障害)は、きちんと治療すれば快方に向かいますが、放っておいたり不適切な関わりをすると悪化する怖い病気です。

うつの見分け方には以下のようなポイントがあります:

  • 元気のなさ
  • 睡眠にまつわる症状
  • 食欲のなさ
  • 好きだったことが楽しめている様子がない
  • イライラ感

これらの症状が2週間以上続いたらうつ病を疑い、小児科や心療内科、精神科の受診を早期に行なってください。子どものうつは、まず周りが《うつ》と発見してあげることが、とても大切です。

不登校の原因にもなる睡眠障害を改善する方法

お子さんは毎日、充分に眠れていますか?たとえ毎日同じ時間だけ眠っていても、「よく寝た」「あんまりよく眠れなかった」など、睡眠の質がその都度違うことは、お母さんも実体験としてよくご存知だと思います。

睡眠不足が原因で不登校になってしまう可能性は誰にでもあります。お子さんはもちろん、お母さんやご家族の方全員が、「よく寝た」と思える毎日を送れるよう、睡眠に対して意識を高めてみて下さい。そのためには、

  • 睡眠の質
  • 睡眠の時間
  • 睡眠のリズム

この3つを整える必要があります。

なかでも不登校のお子さんは不規則な生活や昼夜逆転生活によって、睡眠のリズムがめちゃくちゃになってしまう場合がとても多いです。まずは、不規則な生活をなんとかリズムのあるものにしていく。これが一番初めに手っ取り早く考えられる対処法です。

具体的な方法としては、30分づつ寝る時間、起きる時間をずらして、最終的には朝7時に起きるような普通のリズムに戻していく。こんな風に学校に行ける時間までリズムを戻したら、そのまま学校に行けるようになる子もいます。

「夜は不安」「眠れない」の対処法

最近のお子さんたちは、スマホやパソコンが常に使える環境にあり、LINEなどを使ってグループで会話ができるなど便利な反面、問題も顕在化してきています。特に不登校のお子さんは日中も自宅にいることが多いので、長い時間スマホやパソコンを利用しがちですよね。

そこで、皆さんに必ず行なってほしいことがあります。それは、使用時間の制限をすることです!使用時間は1日何時間までと制限することで、体にも心にも良い影響があるので、ご家族でしっかり話し合いましょう。

過去の記事でもお伝えしたのですが、遅くても21時位からは電気を柔らかいオレンジ系のものにし、軽めの本を読むなどゆったり過ごすと寝つきが良くなります。またお腹の調子が悪くならないようでしたら、就寝前に冷たすぎない牛乳を一杯飲むだけで神経が休まりさらに寝つけやすくなります。

これらは保護者の方にもおすすめです。不登校のお子さんを常に心配し、日々ストレスに苛まれていると思いますので、ぜひうつ予防と思って実践してみてください。

不登校の子どもとのコミュニケーション

不登校の子どもとのコミュニケーションは、時に難しいものです。しかし、子どもが不登校になってしまった原因を理解し、子どもの気持ちを理解することが最も重要です。

子どもが不登校になる原因は様々ですが、その中でも「学校に行きたくない理由」をはっきりと伝えられないことが多いです。そのため、保護者の方が子どもの気持ちを理解し、適切な対応をすることが大切です。

不登校の子どもへの対応方法

不登校の子どもへの対応方法としては、まずは子どもの気持ちを理解し、子どもが安心できる環境を作ることが大切です。その上で、子どもが自分自身で問題を解決できるようにサポートすることが重要です。

また、不登校の子どもに対しては、無理に学校に行くように強制するのではなく、子どものペースを尊重することも大切です。子どもが自分自身で学校に行く意欲を持つことが、最終的な解決に繋がります。

一人で抱え込まず、専門家の助けを借りることも大切

不登校やうつ病、睡眠障害など、子どものメンタルヘルスに関する問題は、一人で抱え込まず、専門家の助けを借りることも大切です。また、保護者自身も自分のメンタルヘルスを大切にし、適切な対応を心掛けてください。子どものメンタルヘルスを守るためには、保護者自身が健康であることが何よりも重要です。

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この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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