不登校のメンタルヘルス。うつの見分け方と対処法

不登校訪問専門員の柳(りゅう)です。
今回はこどもの「うつ」に関してお話ししたいと思います。
現在悩まれている方はもちろんのこと、それ以外の方にも知っていただきたいことですので、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
『勉強が苦手』な子専門で35年の家庭教師あすなろの体験授業を受けてみませんか?
あすなろでは、どこよりもお子さんの気持ちに寄り添い、勉強が苦手な子にとって最高の勉強法を教えています。
まずは、家庭教師のあすなろのホームページをご覧くださいね。
不登校のメンタルヘルス その1 子どものうつは、大人と症状が違う!?
うつ病(気分障害)は、きちんと治療すれば快方に向かいますが、放っておいたり不適切な関わりをすると悪化する怖い病気。
特に中学生くらいの年齢では、大人とは違った症状が出ることもあるので、保護者の方が正しく理解しておくことが非常に重要なのです。
そこで、今回は、子どもの「うつ」を見分けるポイントをご紹介します。
特に、現在不登校のお子さんをお持ちの保護者の方には、ぜひチェックしていただけたら、と思います。
不登校のメンタルヘルス その2 うつの見分け方
元気のなさ
- 不登校になりかけの頃、平日だけでなく週末になっても元気がない
- 朝、すごく調子が悪そう
睡眠にまつわる症状
- 朝ものすごく早く起きる
- 寝ている途中で目が覚めてしまう
- 夜、眠れない
食欲のなさ
- 食欲がなく、体重が減少してしまう
- 年齢にみあった、体重の増加がない
好きだったことが楽しめている様子がない
- 何事にも無気力になっている
イライラ感
- 不安感や焦り感がみられる
- イライラが目立つ(これは、子ども特有の症状)
不登校のメンタルヘルス その3 うつの対処法
1 まず、うつを発見する
これらの症状が2週間以上続いたらうつ病を疑い、小児科や心療内科、精神科の受診を早期に行なってください。
子どものうつは、まず周りが《うつ》と発見してあげることが、とても大切です。
「もしかしたら、うちの子、うつかも?」と気づき、病院に行って《うつ》と診断されたら、
「うつだったら、焦っても仕方ない。ゆっくりやっていこうね」
など、まずはいたわりの言葉をかけてあげてください。
焦って治そうと思うと、お子さんはその気持を敏感に感じとってしまうので、注意してくださいね。
2 具体的な治療法
あとは、お子さんにあった治療法を見つけてあげればいいのです。
- カウンセリング
- 服薬
- 食事療法
など、最近では様々な方法があります。
最近では、考え方を変えていく療法を行う病院もあります。
1つの治療法に固執せず、お子さんに合った療法が見つかるまで、なんでも試してみよう!
…と、多少は気軽な気持ちでいてあげると、お子さんも《うつ》に向かい合うことができます。
うつは、信頼できる人に自分の苦しさを話すことで軽減していきます
うつの治療の第一歩は、お子さんが信頼できる人に自分の苦しい状態を話すこと。
お子さんとって、信頼できる人を探す、または話し相手になってあげるなど、自宅でもできることはあります。
ゆっくりと温かく、お子さんを見守ってあげてくださいね。
不登校サポート資料

この資料でわかること
- 不登校の心の4つの状態
- 勉強をスタートできるのはいつ?
- 不登校の子におすすめの勉強法 など
不登校でも、勉強の遅れを一気に取り戻せる方法をご紹介!
お子さんが勉強を再スタートするとき手元にあると安心できる!