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発達障害の疲れやすさ。原因と対処法

この記事を書いた人:房前

「初めての場所に行くとクタクタで、翌日は動けない」
「学校に行くだけで、疲れ果てちゃうみたい…」
「初めての人に会うのも、疲れるからって嫌がる」

こんなことでお悩みではありませんか?

発達障害の子は疲れやすいので、「うちの子は疲れやすいから、習い事をさせるのは無理かも…」とあきらめてしまう方も多くいます。

そこで今日は、発達障害の子が疲れやすい理由と、疲れの対処法についてお伝えします。



発達障害の子が疲れやすい原因

人は誰でも、『初めての場所』『初めて会う人』『初めてやるコト』等に直面した際、終わったあとにドッと疲れが出るものです。
これは誰にでも経験があると思います。

なぜ疲れるかと言うと、初めての場所は神経を使うから。何をどうしたらいいのかわからないと、ずっと神経を使いっぱなしでヘトヘトになりますよね。

実は、これが発達障害の子が疲れやすい理由です。

通常なら初めての時は緊張しても、徐々に物事をパターン化したり、ルーチン化することで疲れないようになっていきます。

なぜなら「脳」は、自身のエネルギー消費を減らすため、物事を「効率化」するようにできているからです。
でも発達障害の子は特性のため、それが上手にできないのです。



『発達障害の疲れやすさ』を減らせる対処法

特性のせいで『疲れやすい』とわかっていれば、あらかじめ疲れないように対処していく方法はあります。ごく一般的なやり方をご紹介しますので、お子さんに合わせていろいろ試してあげてください。

●初めての場所や人に会う場合は、短時間にする

時間や手間がかかるかもしれませんが、初めは10分だけに決める等、ごく短時間にします。そして15分、20分とスモールステップで伸ばしていくようにします。お子さんが疲れないように配慮してあげれば、新しい場所に行くのも嫌がらないようになるかもしれません。


●疲れないスケジュール表を作ってあげる

慣れない場所に行く時は、行動→休憩をこまめに取れるよう、お子さんが疲れないようなスケジュール表を作ってあげましょう。周囲の人たちにも『疲れやすい』ことを話しておき、お子さんのペースを優先してもらえるよう、配慮してもらいましょう。


●見通しがつくよう、事前に調べてお子さんに伝えておく

お子さんの脳が効率化が苦手なら、効率化を周囲の大人が考えて教えてあげてください。発達障害の子は効率化に時間がかかるだけで、できない訳ではありません。初めはマニュアルのようなものを与えてあげれば、お子さんも少しずつ自分流にアレンジしていくでしょう。


●タイマーを活用する

発達障害の子は、効率化を考えるより集中する方が得意な子が多いです。ですが、集中するにも加減を考えず熱中してしまうので、その後はヘトヘトで動けなくなってしまうことも。これを防止するには、タイマーで集中する時間を区切ってあげましょう。


●軽くストレッチする時間をはさむ

発達障害の子の疲れは、身体疲労ではなく、神経を使うことによる脳の疲れです。こういった神経疲労にはストレッチで血流を良くすることが効果的。その他にも、散歩して外の空気を吸ったり、緑の多い場所でぼーっとすると神経がほぐれてきます。



発達障害の疲れやすさは、対処法で減らしてあげることができます!

お子さんが『疲れやすい』ことで、習い事をあきらめてしまったり、新しい場所や人と会うのを躊躇してしまうようになるのは、本当にもったいないです。
もちろん無理することはありませんが、お子さんにはいろんな体験をさせてあげたいですよね。

そんな時はゆっくり時間をかけて、お子さんが疲れないペースで新しい環境に馴染んでいけるよう工夫してあげてください。
お子さんは能率化に時間がかかるだけです。少しでも効率化を手伝ってあげられるよう、周囲の人たちとも連絡を取り合って、疲れない配慮をお願いしましょう。
いろいろな工夫を考えてあげることで、お子さんの疲れやすさが軽減されるといいですね。

この記事の編集者
房前 みなみ / 発達障害コミュニケーション指導者
体を動かすのが大好き、誰とでも仲良くなれるタイプです。学生時代は陸上部に所属し、負けるのが大嫌い。とにかく強くなりたくて部活が終わった後も自主練!「勉強よりも部活!!」というタイプでした。なので、勉強にはかなり苦労しました…。でも、母が頼んでくれた家庭教師の先生のおかげで、成績を上げることができました。今度は私も同じように勉強で困っているお子さんのために「家庭教師のあすなろ」のスタッフとして、少しでも勉強を好きになってもらえるようなサポートを心がけています。

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