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発達障害の子が併発しやすい不安障害

この記事を書いた人:田中

「うちの子って、おどおどしすぎじゃない…?」

お子さんがいつも自信のない様子でいると、親御さんが不安に思ってしまうのは当たり前のことです。

実は発達障害のお子さんは、不安障害を併発している可能性が高いことが分かっています。

逆を言えば、不安障害のお子さんは発達障害が隠れている可能性もあるのです。

なぜ不安障害と発達障害は関係があるのか、そもそも不安障害とはなんなのか?

ここでは不安障害と発達障害の関係と、不安障害について分かりやすく説明したいと思います。
 

不安障害の種類

まず、不安障害は以下の様に大きく2つに分けることができます。
 
・全般性不安障害(GAD)
・社会不安障害(SAD)

 
この不安障害は不安を抱いてしまうという本質は変わりありませんが、少し違う側面を持っています。

詳しく見てみましょう。
 

☆全般性不安障害(GAD)とは?

特別、何か緊張する場面でもなく、理由もないのに、常に不安な感情を抱いてしまい、それが長期に続くことが全般性不安障害になります。

今、幸せであっても不幸な未来を想像し不安になることもあり、常に落ちつかないので、自律神経も乱れやすくなってしまいます。

またホルモンの関係などから、女性の方が発症率としては多くなっています。
 

☆社会不安障害(SAD)とは?

授業の時にみんなの前で発表する場合や、あまり知らない人と話をする時、緊張したり不安を感じるということは、誰でも経験したことがあると思います。

しかし、その不安度が普通の人よりも高く、生活に支障をきたしてしまうレベルの人を、社会不安障害といいます。

こういった社会不安障害に当てはまる人は、お店で注文するだけでもドキドキしてしまうのも特徴です。

全般性不安障害とは異なり、性格の問題として片付けられてしまうので、きちんとした治療を受けられない人も多く存在します。
 

なぜ発達障害の子は、不安障害を併発している可能性が高いのか?

発達障害の子は、自分がちょっと変わっていると感じていたり、周りからもそういった目で見られたりしてしまうことが多くあります。

それを個性とは受け止められず、『変わり者』と受け止める日本社会の性質が表している問題点とも言えるでしょう。

そういった周りの目や自分自身の不安から、不安障害が発症するリスクが上がるのです。

発達障害を伴う不安障害は、一般の原因と異なってしまうため、治療方法も異なります。

うちの子はいつもおどおどしてるから…と片付けてしまわず、発達障害のお子さんの不安障害は、早めに病院を受診するようにしてください。
 

発達障害の子が併発しやすい不安障害は、早めに取り除いてあげましょう

発達障害のお子さんは、『不安感を持って過ごすのが当たり前』という風に取られ、不安障害が見落とされがちです。

見落とされてしまう、ということは治療もその分遅れてしまい、お子さんは苦しい思いを長い間抱えこんでしまいます。
 
・ちょっと他の子よりもおどおどしている気がする
場面緘黙(ばめんかんもく)のような症状がある
どこにいても不安そうにしている
 
上記の様にちょっとしたことでも気になれば、専門医に相談しましょう。

発達障害の子はただでさえ、生きづらさを抱えています。不安障害を早めに取り除いてあげることで、お子さんは今より、もっと生きやすい人生を歩むことができるはずです。

 

この記事の編集者
田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者
中学・高校とハンドボールに熱中し、高校では全国ベスト16、インターハイ春夏出場を達成しました。その分、勉強はホント苦手で…。高校受験もギリギリまで部活をしていて、いざ受験勉強を始めても、どこから勉強していいのかわからず、時間ばかり無駄にしていました。そこからお願いした家庭教師の先生に、一から勉強のやり方を教わってからは成績もメキメキ上がり、無事志望校に合格することができました。誰でも悩みや不安は必ずあると思います。自分の経験も踏まえて、一番親身にお応えしますので、いつでもご相談くださいね。

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