注意欠陥/多動性障害

ADHDの子でも苦手な作文で特別賞を受賞できた理由とは?

この記事の著者

房前 みなみ / 発達障害コミュニケーション指導者

こんにちは。家庭教師のあすなろの発達障害サポーターの田中です。今日はADHDの生徒さんのお話をします。

小6のサキちゃんはマンガなどを読み取る力はあるのですが作文が苦手でした。そこで国語の勉強を中心に教えて欲しいということで家庭教師を始めることになりました。

担当の遠藤先生は作文の書き方を教えようと思い、1. 材料を集める、2. 材料を選ぶ、3. 材料をふくらませる、4. 構成(こうせい)メモを作る、5. 作文を書く、6. 作文を見直すという基本から教えて書かせようとしたのですが、「飼っている犬」のことや他に目につく物を題材にしてもなかなか進みません。



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苦手な作文が大好きになれた瞬間

そんなあるとき、遠藤先生が大学の実験で使ったロボットをサキちゃんに見せようと指導に持っていきました。すると想像以上に目を輝かせながら、いろいろ動かして遊んでいました。その様子に遠藤先生が、「このロボットについて作文書いてみようか?」と言って書いてもらったところ、いつもは「楽しかった」とか「悲しかった」とか、淡白な内容しか書けなかったサキちゃんが原稿用紙3枚にロボットがすごく楽しかったことや自分も大学生になって造ってみたい!など将来のことまで作文に書いていたのです。



ADHDの子ほど、苦手なものこそ得意にできる理由

遠藤先生は「そうか、ただ書かせるんじゃなくて心を動かすことが大事だったんだ!」と気づき、それからはサキちゃんの楽しかったこと、嬉しかったことなど書いてもらうようにするうちに、作文が大好きになり、なんと、学校の読書感想文で特別賞をとることまでできたのです!



ADHDの子は特性を活かせば、驚く程のチカラを発揮できます!!

ADHDのお子さんは興味があることとないことでは、力の発揮の仕方が全く違います。
つまり、興味があることには解決のために全エネルギーを使って取り組むので、他の子どもたちよりも力を発揮できるのです。勉強を教えるときにも、お子さんが好きなものに置き換えたり、例えたりしながら興味を持てる指導を心がけています。
もし、勉強のことで不安な気持ちがありましたら、まずは私たちにご相談くださいね。

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この記事の著者

房前 みなみ / 発達障害コミュニケーション指導者

体を動かすのが大好き、誰とでも仲良くなれるタイプです。学生時代は陸上部に所属し、負けるのが大嫌い。とにかく強くなりたくて部活が終わった後も自主練!「勉強よりも部活!!」というタイプでした。なので、勉強にはかなり苦労しました…。でも、母が頼んでくれた家庭教師の先生のおかげで、成績を上げることができました。今度は私も同じように勉強で困っているお子さんのために「家庭教師のあすなろ」のスタッフとして、少しでも勉強を好きになってもらえるようなサポートを心がけています。

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