理解が早くなりたい、もっと効率的に学習したい、そんなあなたの願いを叶えるための、さまざまな成績アップのヒントを紹介しています。

【中学2年生】冬休み勉強法長期休みの勉強法

この時期まだ「受験勉強は3年になってからでいっか~」と油断している子も多いのですが、実は2年生にとってこの冬休みは重要なターニングポイントとなります。
この短い冬休みで『いかに中1~中2の復習ができるか』が、3学期以降の成績を決めると言えるでしょう。

復習の時間を多く取れる最後のチャンス

中3受験生への進級を目前に控えた冬休み。
そろそろ受験勉強の準備を始めなければいけません。
というのも、3年生の学習が始まると、1年生・2年生の復習をする時間がなかなか取れなくなるからです。

つまり中学2年生は『この冬休み』が総復習にじっくり時間を取れる最後のチャンス!
このまま中1・中2のニガテを引きずってしまうと取り返しがつかなくなるので、この冬休みにしっかり対策して中3になって受験勉強に集中できる余裕を作りましょう。

数学の勉強のポイント

証明問題で結論を導き出すには、定義や定理をすべて正確に習得していなければいけません。
覚えることは多いですが、授業と復習に集中して取り組んで冬休み中に確実に身につけましょう。
ポイントは2つ!

  • 三角形の合同条件・直角三角形の合同条件をカンペキにすること。
  • とにかく証明の問題演習を繰り返すこと。

証明には【決まったパターン】があるので、自分のなかで流れをつかめるまで類似問題を何度も解いてみてください。

英語の勉強のポイント

中2で習う英語では難しい文法や表現がたくさん出てきます。
初めは得意であり好きだった英語が「このごろは苦手で嫌いな教科になってきた…」という子もいることでしょう。
そんな時は習い始めの頃を思い起こしてみてください。

新しい単語や文法は何度も発音したり書いたりして、ひたすら覚えようとガムシャラに勉強したはずです。だからこそ覚えられたと思います。

内容が難解になればなおさら時間をかけて練習しなければなりませんが、冬休みにはそれを実行に移す時間があります!
毎日最低30分は英語の勉強に充てましょう。

特に中学1年生と比べて2年生は長文読解の力も求められてきます。
そこで、長文読解のカギとなる基本の【単語】や【文法】は、音読・書き取り・問題練習を繰り返して最低限必ず押さえておきましょう!

国語の勉強のポイント

説明文・論説文・古文の読解と文法の重要ポイントを総復習するために、これまで勉強してきた教科書やテキストの問題をすべて解き直してみてください。

そして、間違えた問題は何度もやり直して確実に【定着】させましょう。

また、定期テストで間違えた問題もその原因を明確にした上であきらめずに完璧にできるまでにしてください。

各科目の勉強法のポイントはつかめましたか?
中学2年生の冬休みは受験生への一歩を踏み出す大事な【準備期間】になると思います。
3学期もあっと言う間に終わってしまいますから、この冬休みの時間を有効に使って自分の【ニガテ】とじっくり向き合ってみてくださいね。