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【中学1年生】冬休みの勉強法長期休みの勉強法

中学1年生にとっては、中学校生活で初めての冬休み。
『何を勉強したらいいのかわからない…』という子も多いはず。
そこで!初めての冬休みを迎える中学1年生のために、冬休みの勉強の進め方をご紹介します。

まずは冬休みの学習計画を立てよう

冬休みの学習計画を立てる時は、まず全体の勉強量を決めてみてください。
冬休みは2週間なので、全体の勉強量を前半・後半に分けておおまかに計画を立て、さらにそこから日割りでやるべきことを整理していけばオーケーです。
忙しくなる年末年始のことも考えて【確実にできる予定】を立ててみてください。

  • 冬休みにやるべきことをすべて洗い出す
  • 冬休みの前半・後半(1週間ずつ)でそれぞれやることを割り振ってみる
  • おおまかに分けたものを1日ごとに整理する
  • 1日の計画を立てる(細かく立てすぎると上手くいかなくなるので注意)

復習を中心に、自分の弱点を把握しよう!

中1の1学期・2学期の勉強をしっかり思い出して授業で使ったノートを横に置きながら復習を始めてみましょう。こうすることで、自分の得意分野と不得意分野が見えてきます。
自分の中1の弱点単元が見つかったらノートや問題集にメモしておくだけで、冬休み明けに先生に質問したり、自分で復習し直したりするのにとっても役立ちますよ。

数学の勉強のポイント

  • 用語をしっかり覚えよう!
    中学1年生で出てくる数学用語(数学記号)は、すべての図形分野で頻繁に出てきます。
    たとえば図のなかには並行や垂直を表す記号がたくさん出てきますが、記号の意味を覚えていなければ問題の意味も正確につかめないはずです。
    ただザーッと目を通すだけではなく、冬休み中にできるだけ正確に覚えておきましょう。

  • 作図ができるようになろう!
    線分の垂直二等分線や角の二等分線などの作図ができるようになるのはもちろん、どんな意味をもつ線分や点なのかも理解しながら解きましょう。
    公立高校入試には作図の問題が毎年のように出題されるので、中学1年生のうちにしっかり頭に入れておいてくださいね。

  • このほかにも…
    おうぎ形や円や正方形を組み合わせた図形の問題に慣れておくとさらにグッド!
    中1の教科書にある公式以外にも便利に使えるものがあるので、問題を数多くこなすことよりもまずはしっかり覚えるようにしておきましょう。

英語の勉強のポイント

  • 冬休み前までに学習した内容を中心に進めよう!
    学校の授業が先に進まない冬休みの時期にぜひやってほしいことは、冬休み前までに学習した内容の復習です。
    量が多くて大変に思えますが、教科書の内容に沿って『ここ忘れてるなぁ』と思うところだけでも復習し直すと理解が深まります。

    一つひとつの英単語のつづり、意味、用法などを繰り返し練習して確実に覚えてください。冬休み中のイベントを大いに楽しみつつ『1日10分は英単語の暗記をする!』など、毎日継続できる範囲で勉強の計画を立ててみてください。
    1日にまとめて何時間も勉強するよりも、コツコツやったほうが効果大です!

国語の勉強のポイント

  • 古文の読解と文法のおさらいをしよう!
    中学校に入って、小説文・随筆文・説明文・古文の読解と文法を学習しましたよね。
    古文と文法は小学生の時には習わなかった初めての内容なので、十分に理解できていないところもあるかもしれません。

    授業中に解いたノートを見直しながら今まで受けた定期テストの問題をもう一度やり直してみてください。

    間違えた問題は解答・解説でその原因をはっきりさせてから、何度も解き直して冬休み中に自分の力で解けるようにしましょう。

各科目のポイントはつかめましたか?
中1の冬休みは2年生・3年生に比べて時間的にも気持ち的にも余裕のある休みだと思います。この時間を有効に使って、1学期・2学期の復習をしっかり行いましょう☆