受験生にとっては入試に向けて最後の正念場となります。
	冬休みはお正月などでついつい気持ちが緩み、勉強にも身が入らないときもあると思いますが、誘惑に負けず自分のペースで計画的に勉強することが大切です。
	年明けには私立高校入試・公立高校願書提出など、あっという間に入試がやってきます。
	この冬休みに自分の弱点をしっかり克服し、入試に万全の体制で臨めるように準備しましょう。
	冬休みの勉強のやり方で入試の結果が変わると思って、最後まで諦めずにがんばりましょう☆
今まで自分がやってきたことを見直そう!
		冬休み後半から私立高校入試が始まります。
		つい焦ってしまいがちですが、焦れば焦るほど実力が発揮できなくなってしまいますので落ち着いて勉強に取り組んでください。
	
		この時期の受験生に必要な勉強法は、新しい参考書や問題集ではありません。
		本当に必要なのは今まで勉強してきた教材を見直すことと、学習内容を最低3回はくり返し復習することです。
	
本番までの限られた時間の中でいかに多く復習できるかが、合格に向けての最重要ポイントといえます。
過去問を上手に活用した勉強の進め方
			テストに慣れておくためには、公立高校入試問題の過去問を活用した勉強がベストです。
			他にも中学の総まとめ教材があれば、それを完成させるのでもかまいません。
			次に行うことは、1月末から2月にかけておこなわれる私立高校入試対策です。
			私立高校などの過去問は、5年分くらいが収録されたものが書店にもあります。
			入試までに最低でも2年分くらいは解いておくとよいでしょう。
		
			『過去問と同じ問題が出題されるわけがないので勉強しなくてもいい』とは決して思わないでくださいね。
			入試当日は誰もが緊張してしまいますが、あらかじめ出題パターンや出題レベルを知っておくだけで当日の焦りを防げます。
			また、マークシート方式に慣れておく練習にもなりますよ。
		
- 過去問の上手な活用
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- ひと通り解いて採点をする
- 解答・解説を見て、間違えた問題の内容をノートに書く
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						間違えた問題の解答がどの解法を使い、なぜその解法になるのかを押さえる
 そして自分が解けなかった原因を明らかにする
 
- 解けなかった原因
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- 解法と解答を導くまでの手順が身についていない
- 身についてはいるけど、応用することができない
 この二つの原因のうち『自分はどっちなのか』を判断して、冬休みのうちに対策する 
最後はノートをもう一度解きなおして【定着】させる
問題を解く時間を意識しよう
			過去問を解くときには必ず時間を計るようにしましょう。
			実際の高校入試の試験時間は45分 or 50分のところが多いと思いますが、時間内に解く練習になります。
		
またこの冬休みはうっかりミスなどがないよう必ず見直しをし、見直しの時間も含めて時間内に終わるようにしましょう。
			時間をはかって試験練習をしたら採点も自分でやってみましょう。
			私立高校の過去問であれば高校のホームページで合格者の平均点やボーダーラインを知ることができ、そこから私立高校に向けた対策を考えることができます。
		
学校の宿題も忘れずにやろう!
			冬休みにもうひとつ行なうこと。それは学校の宿題です。
			学校の宿題は極端に難易度の高いものはないはずです。そのため基礎や必須事項の確認にはもってこいです。
			学校の宿題は【高校受験前に最低限やっておくべき勉強】として、冬休み中も計画的に進めましょう。
		
受験生は、いよいよ目前に迫った入試を前に、焦ったり不安になったりすることもあると思いますが『自分ならできる!』と言い聞かせて、ラストスパート頑張りましょう!
	また、特に受験生は体調を崩さないように気をつけてください。
	『徹夜したら風邪を引いた…』なんてことのないように、規則正しい生活リズムを心がけてみてくださいね!

