作文が苦手だったADHDのSちゃんが、読書感想文で特別賞受賞!

小6のサキちゃんはマンガなどを読み取る力はあるのですが作文が苦手でした。そこで国語の勉強を中心に教えて欲しいということで家庭教師を始めることになりました。

担当の遠藤先生は作文の書き方を教えようと思い、1. 材料を集める、2. 材料を選ぶ、3. 材料をふくらませる、4. 構成(こうせい)メモを作る、5. 作文を書く、6. 作文を見直すという基本から教えて書かせようとしたのですが、「飼っている犬」のことや他に目につく物を題材にしてもなかなか進みません。

そんなあるとき、遠藤先生が大学の実験で使ったロボットをサキちゃんに見せようと指導に持っていきました。すると想像以上に目を輝かせながら、いろいろ動かして遊んでいました。その様子に遠藤先生が、「このロボットについて作文書いてみようか?」と言って書いてもらったところ、いつもは「楽しかった」とか「悲しかった」とか、淡白な内容しか書けなかったサキちゃんが原稿用紙3枚にロボットがすごく楽しかったことや自分も大学生になって造ってみたい!など将来のことまで作文に書いていたのです。

遠藤先生は「そうか、ただ書かせるんじゃなくて心を動かすことが大事だったんだ!」と気づき、それからはサキちゃんの楽しかったこと、嬉しかったことなど書いてもらうようにするうちに、作文が大好きになり、なんと、学校の読書感想文で特別賞をとることまでできたのです!

ADHDのお子さんは興味があることとないことでは、力の発揮の仕方が全く違います。
つまり、興味があることには解決のために全エネルギーを使って取り組むので、他の子どもたちよりも力を発揮できるのです。勉強を教えるときにも、お子さんが好きなものに置き換えたり、例えたりしながら興味を持てる指導を心がけています。
もし、勉強のことで不安な気持ちがありましたら、まずは私たちにご相談くださいね。

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